多芸は無芸(たげいはむげい)
あなたの周りにはこういった人はいませんでしたか?何でも手に付けるが、何にも成果を残せていない、中途半端に終わってしまうような人です。そのような人のことを表すのに「多芸は無芸」という言葉が当てはまります。今回は、この「多芸は無芸」という言葉について詳しく見てみましょう。
多芸は無芸の意味とは
多くの芸を身につけたとしても傑出した芸がない場合、芸を持っていないのと変わらない価値くらいしかないと評価されてしまうことです。
一般的にスキルや知識が多いに越したことはありませんが、たとえ多くの芸を中途半端に身につけたとしても、専門のプロフェッショナル達に比べると、高い評価が得られることはないという言葉です。
多芸は無芸の由来
多芸は無芸の由来は「多くの芸」を身につけても評価が低かったり、期待値以下だったことから「無芸」と揶揄されたことにより、そのような言い回しがされるようになったようです。
多芸は無芸の文章・例文
例文1.あのサッカー選手は多芸は無芸だから活躍できてない
例文2.私は学生時代に沢山の資格を取得したが、多芸は無芸になってしまった
例文3.習い事をすぐに辞めたら、多芸は無芸になってしまうから少し長く続けた方がいい
例文4.彼は新しいもの好きでいろいろなことに手を出してしまうから、多芸は無芸なんだ
例文5.僕はたくさんのことに挑戦したが、突出したスキルはなくて多芸は無芸な人になってしまった
多くの知識や技術を持つことは大切ですが、自分の強みを理解することも大切です。
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多芸は無芸の会話例
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料理を習い始めたから今度、家に食べに来てよ
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あれ。君は確か、先月にダンスを始めてなかったかしら?
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ダンスは疲れるからやめたよ。手づくりの料理はとても美味しいし、充実感があるんだ。
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そんなにころころ習い事を変えていたら、多芸は無芸になってしまうよ
よくよく考えてみると、あなたの周りにもこのような人がいるのではないでしょうか。
多芸は無芸の類義語
弱きを助け強きを挫く類義語として、「器用貧乏」「なんでもこいに名人なし」などが挙げられます。
多芸は無芸まとめ
あなたは1日にある24時間の貴重さをきちんと理解しているのでしょうか。複数の興味ある分野に時間やエネルギーをどれも中途半端に行ってしまっていると多芸は無芸と言われてしまうかもしれません。
自分の目標を明確にして少しずつ達成することで、スペシャリストになって見てはいかがでしょう。