「夜市」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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夜市(よいち/よるいち)

「夜市」とは「夕方から夜中まで営業をする主に飲食系の屋台や露店などが何軒も連なって形成された市場」です。日本の場合は現在は朝市の方が有名で、新鮮な食材を扱う魚市場や野菜市場には早朝から大勢のお客が殺到していますよね。海外の場合は中国や東南アジアの「夜市」が何と言っても独特の雰囲気から人気があり、お酒を飲みながら現地料理を安く食べられる事から観光客も大勢訪れるそうです。

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夜市の意味とは

「夜市」の意味は以下の通りとなります。
 (1)夜に立つ露天商が営むお店の総称。
 (2)中国や東南アジアに多い夕方から真夜中に営業をする飲食の提供する屋台や露店や雑貨店などの事。
 (3)江戸時代から大正時代に栄えた繁華街の路上で出店する夜間営業の商売で、現在は祭りごとなどで道路や神社の境内で屋台営業をする露天商を指す。
 (4)「夜店」「夜見世」も同義。
「夜市」は「夜の市場」の略語で、基本的に夕方から夜中にかけて営業する複数の露店商を指しています。厳密には日本と中国や東南アジアとでは意味合いが多少異なり、日本の場合は簡易的な露店を出す文化が江戸時代頃に始まりそこから明治・大正時代まで栄えていましたが、現在は祭りや縁日などが開かれると神社などの境内や路上などに出店する商売を指す表現とするのが多いです。ですから、現在でも福岡・中州や栃木・宇都宮や東京・浅草などには屋台街的なものがありますが「夜市」とは呼ばず、夏祭りなどで期間限定で出店する屋台などを「夜市」とするのが一般的です。よって、その期間中に昼間から出店していても「夜市」とするので、この辺りは明確な定義はなくアバウトなところがあります。中国や東南アジアの「夜市」の場合は、そもそも気候的に夏は蒸し暑いので涼しくなった夜に活動する人が多いので、夜にお店を開くスタイルが必然だったところもあります。また、日本ほど食品衛生や営業許可や法律が厳格ではないので、比較的簡単な商売として露店を始めるパターンもあるようです。人が大勢集まる繁華街などには時期を問わず、食事をする店から洋服や雑貨などを販売する店などがいくつも連なり、その中には屋台がないゴザを敷いたフリーマーケット的な販売スタイルの店も多数存在します。日本の「夜市」が整然としているのに対し、中国など異国は混沌としていますが、逆に言うならそれが非日常で面白く魅力があるのも事実で、日本の観光客でも好きな人は多いようです。

夜市の由来

「夜市」は古代中国・唐時代に長安で始まったのが発祥とされています。この時代の長安は大都市だったので地方から集まる人々も多く、そんな背景から屋台的な飲食店や雑貨などを扱うお店が商売を始めるのは必然だったのでしょう。日本の場合は前記したように江戸時代が始まりとされ、当時の江戸の町は単身赴任者が多かったのでそんな男性相手に食事を出す簡単な店や雑貨を扱う店が露店となって誕生したようです。

夜市の文章・例文

例文1.子供の頃は家族と夏祭りの夜市に行くのが本当に楽しみだったが、まさかそんな賑やかな場であんな凄惨な事件が起こるとは。
例文2.独立しようと模索したが、まずは夜市で屋台を始めて一攫千金を狙う。
例文3.東南アジアに旅行に行ったら夜市で食事をしないと話にならない。
例文4.いま使っているパソコンも実は夜市で安く手に入れたものだ。
例文5.観光客が多く集まる街は夜市も盛り上がるだろう。
「夜市」を使った例文となります。

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夜市の会話例

  • また台湾へ旅行に行きたくない?

  • 本当ね。楽しかったー。

  • 俺は特に夜市の雰囲気が良かったなー。あれは日本では体感できない異国情緒が溢れていたよ。

  • 確かにあの夜市は日本では無理よね。

台湾旅行の思い出を語り合う二人の会話内容です。

夜市の類義語

「夜市」の類義語には「ナイトマーケット」「ナイトバザール」「夜店」「干見世」「屋台店」「模擬店」などの言葉が挙げられます。

夜市の対義語

「夜市」の対義語には「朝市」「モーニングマーケット」などの言葉が挙げられます。

夜市まとめ

夕方頃から真夜中まで営業をする露店などの商売が「夜市」です。日本では夏祭りなどに神社境内や参道などで食べ物などを販売するスタイルが代表的で、祭りというイベント時では昼間営業でも「夜市」に含める場合もあります。海外では中国や東南アジアの屋台が多く出店するスタイルが有名で、豊富な地元料理を安価で食べられたり独特の雰囲気から地元民や観光客からも人気を得ています。

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