「夜郎自大」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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夜郎自大(やろうじだい)

皆様は「夜郎自大」という言葉はご存知でしょうか?読み方は「やろうじだい」と読み、あまり馴染みがないかもしれませんが、スピーチなどで役に立つ四字熟語になります。読み方だけみると「野郎時代」とヤンキーが暴れる時代という雰囲気ありますね。今回はそんな「夜郎自大」について徹底的に解説していきます。

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夜郎自大の意味とは

「夜郎自大」とは、自分の力量を知らない人間が、自慢げでいい気になっている様子を言います。
そんなに経験もないのに、いばっている人を指す言葉としてよく使われます。
「野郎時代」と漢字を間違えやすいので注意しましょう。

夜郎自大の由来

「夜郎自大」の「夜郎」とは中国の国家が作った最初の歴史書である『史記』の中に出てくる「夜郎国」という小国のことで、「自大」とは自分自身を偉いと思い、いばる様子を意味します。
中国の貴州の西境にいた部族の「夜郎」が、漢が広範囲で巨大な力を持っていることを知らずに、自分たちがもっとも強い国だと自慢して、おごり高ぶっていたということから、愚かな者が自分の力量をわきまえずに、得意になっていばっていることをたとえていうようになりました。

夜郎自大の文章・例文

例文1.彼はいつも夜郎自大な様子で振る舞っているため、滑稽だ。
例文2.私はいい大学に受かりましたが、夜郎自大にならないよう気を付けます。
例文3.彼は地元では歌が上手いが、東京に進出して周りのレベルの高さに、自分が夜郎自大だということがわかった。
例文4.人の価値観は夜郎自大になる傾向にあるため、広い視野を持ち続けましょう。
例文5.夜郎自大な人間は、周りに不快な思いをさせるため友達が少ない。
主に人の性格や態度を表す言葉として使われます。

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夜郎自大の会話例

  • 聞いて聞いて!この間空手部の個人戦の九州大会でベスト3に入ったよ!すごいでしょ!

  • すごいね!おめでとう!でもまだ全国大会ではもっと強い人がいるから夜郎自大になって練習をサボらないようにね。

  • う、、、わかった。最近は少し練習がおろそかだったから、もう一度気合入れ直して全国大会に向けて頑張るよ。

  • その調子!次はちゃんと現地に応援しにいくよ。

「夜郎自大」を用いた日常会話です。

夜郎自大の類義語

「夜郎自大」に関連する言葉として、「井の中の蛙」「ナルシスト」「針の穴から天を覗く」などがあります。

夜郎自大まとめ

今回は「夜郎自大」という言葉について詳しくご紹介していきました。
自分の実力をわからずに、いばっている様子のことでした。
何千年も前から実力がないのに偉そうにしている人はいたということですね...。
「夜郎自大」にならないよう、謙虚になりましょう。

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