「大丈夫」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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大丈夫(だいじょうぶ)

最近になって特に若い世代の方は確認や断り、励ましなど様々な場面で「大丈夫」という言葉を使っている方が多く、「大丈夫」という言葉だけで会話できるのではないかと思うほど汎用性が高く親しみやすい言葉になっています。ですが大丈夫という言葉の意味や由来まで知っていて使っている人はどれほどいるのでしょうか。これからこの言葉について解説していきます。

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大丈夫の意味

(1)立派な男の子、益荒男のこと
(2)安心して任せられるほど危なげがないこと、もしくは確かであることを意味しています。
本来は断りや確認といった意味はありませんので、「よろしければカバーおつけします」に対して「いや、大丈夫です」と断る意味で用いることは多いかと思いますが間違って使われている言葉になります。

大丈夫の由来

中国では180センチほどを「一丈」と表し、男性の平均身長に近かったため男性を「丈夫」と言っていたそうです。
中でも強くて立派な男性のことを「大丈夫」と呼んでいました。そこから、日本に伝わり次第に「立派な男性がいてくれれば安心できる」ということで「大丈夫」が男性を表す言葉ではなく安心できると言うことを表す言葉に変化していきました。
ちなみに、しっかりした女性のことを「女丈夫」と言うそうです。

大丈夫の文章・例文

例文1.今では大丈夫で会話が出来てしまうほど色んな意味で使われている
例文2.弟に留守番を頼んだけど心配していたら、元気に大丈夫だよ!と笑われて安心した
例文3.コートに出る前に今までの練習を思い返して大丈夫と自分に言い聞かせて試合に臨む
例文4.後輩は一人抱え込んでしまうから大丈夫という言葉は信用できない
例文5.なぜか母「大丈夫」と言われると安心して本当に大丈夫な気がしてしまう
安心して任せられることという意味で使われます。

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大丈夫の会話例

  • ねぇお母さん、明日朝から夕方まで練習試合になったから、お弁当持参になったんだけど、頼める?

  • ええ、大丈夫よ。材料もちゃんとあるから任せて。そういえば勉強はしてるの?来週テストでしょ?

  • いつも昼休みと夕食後に復習してるから大丈夫!成績も落として無いよ!

  • そう、それなら安心だわ。

このように、相手に問題ないと安心してもらいたい時に「大丈夫」と使います。

大丈夫の類義語

「問題ない」「好ましい」や「良い」などが類義語に挙げられます。
大丈夫と同じように「平気」も確認や断る際に使われることが増えていますが意味は穏やかであることなので意味も使い方も間違っている場合が多いです。

大丈夫まとめ

最近ではとても便利な言葉として「今大丈夫?」や「大丈夫(要らない)」など間違って使われている事がほとんどです。ニュアンスや状況だけでどういう意図で言っているのかわかってしまうからだと思いますが、全然違う意味なのに伝わるというのはなんとも不思議な感覚ですね。何かを任せられた時や支障がない、問題ないと言った時に「大丈夫」と使うようにしてください。

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