大胆不敵(だいたんふてき)
皆さんは何か大きな挑戦をする時、物怖じをせずそれに向き合うことができますか。どれだけ慎重に対策を練っても、いざ対峙するとどうしても緊張してしまったり、怖気付いたりしてしまいますよね。逆にそんな場面にもかかわらず、何とも思っていないかのように大胆に振る舞える人もいます。まさに彼らのことを「大胆不敵」だと言うのですが、この言葉の正しい使い方をご存知でしょうか。。そこで今回は、「大胆不敵」という言葉を皆さんに紹介したいと思います。
大胆不敵の意味とは
「大胆不敵」とは、度胸があって物怖じしない様子を表します。
日本ではこういった大胆不敵な行動は豪快であるとされて、緻密な計画で物事を成功させる事よりも称賛される傾向にありますが、ただこれはあくまでも成功するという事が前提であり、失敗すればそれはただの向こう見ずな行動となってしまいますので、何でも大胆不敵に取り組めばいいという訳ではない事には注意しましょう。
大胆不敵の由来
「大胆」とは、度胸があることを表し、「不敵」は、敵を敵とも思わない怖いもの知らずという意味です。この二つの言葉が合わさって生まれたのが「大胆不敵」という言葉です。
大胆不敵の文章・例文
例文1.大胆不敵な彼の振る舞いに、周囲は驚いた。
例文2.彼は大胆不敵に敵に立ち向かった。
例文3.ゲームの世界にいるときだけは、大胆不敵に行動できる。
例文4.大胆不敵な彼は、悪くいうと空気が読めない。
例文5.自らを臆病で慎重派だと言う彼だが、周りからすれば明らかに大胆不敵である。
大胆不敵は時にいい加減な印象を与えてしまうこともあります。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
大胆不敵の会話例
-
昨日のサッカーの試合は痺れたね。
-
本当ね、格下のチームがあん大胆不敵な策を打ってくるとは思わなかったわ。
-
素晴らしいジャイアントキリングが見れたね。
-
ええ、しばらくはあんないい試合はないわよ。
頭を使った賢い作戦もいいですが、大胆不敵な勢いのある攻めもなかなか痺れますよね。
大胆不敵の類義語
「大胆不敵」の類義語には、「豪放磊落」や「肝が据わっている」「物おじしない」などが挙げられます。
大胆不敵まとめ
今回は、度胸があり物怖じしない様を表す、「大胆不敵」という言葉を紹介しました。大胆不敵に行動することがいつでも正しいというわけではありませんが、控えめな性格の人でも時には大胆不敵に行動しなければいけない時がくるかもしれません。普段は冷静沈着に、そしていざという時には180°切り替えて大胆不敵にいきましょう。