「大詰め」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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大詰め(おおづめ)

「大詰め」とは「何かしらの物事の最後の場面や段階」を表します。漫画やドラマの最終回や劇などで終盤に入るとその物語の最終的な結末が気になって注目します。「大詰め」では物語がクライマックスに近づいていくため、物語が一番盛り上がる場面でもあります。今回はそんな「大詰め」を解説していきます。

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大詰めの意味とは

「大詰め」の意味は以下の通りです。
(1)何かしらの物事の最後の場面や段階
(2)物語の最終局面
(3)結末を迎える前の最後の展開
物語が結末に近づいている状況であったり、アニメが最終回に近づいていることを表現する際に使われます。物語や芝居に使われるだけではなく、仕事などに関しても、プロジェクトの最終局面で「大詰め」が使われることもあります。「大詰め」を迎える状況では、物語が一番盛り上がる展開であったり過去一番の強敵と戦うことになるなど、見る側にとってはもっとも注目する場面の一つです。
中には「大詰め」を迎える前に打ち切りになってしまうドラマなどもあり、「大詰め」を迎えるまでには一定数の観客やファンを惹きつけておく必要があります。

大詰めの由来

「大詰め」の由来は、歌舞伎からです。江戸時代の歌舞伎は複数の(一番目狂言、二番目狂言)されていて最初の狂言の最後の幕を「大詰め」と言ったことからです。

大詰めの文章・例文

例文1.何年にもわたって連載されている漫画がいよいよ大詰めの時を迎えた。
例文2.数週間にわたって行われた夏の最後の戦いも決勝戦となり大詰めとなった。
例文3.主人公が最後の敵と戦ってヒロインを助ける場面はこの物語の大詰めである。
例文4.いつまでも連載が再開しない漫画は大詰めを迎える前から物語が進んでいない。
例文5.主人公が大きな壁にぶつかって乗り越えていく姿はこの物語の大詰めを予感させている。
「大詰め」を使った例文です。

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大詰めの会話例

  • 今年度で俺はいよいよ定年か。40年近くもよく働いたなぁ。

  • 定年までご苦労さま。今までありがとうね。

  • 人生も大詰めだし、定年後は毎日趣味のプラモデルをやるぞ。

  • のんきなことを言ってないで再雇用してもらえるところを探しなさい。子供が大学を出るまではきっちり働いてもらうわよ。

定年を迎える旦那とその妻の会話です。

大詰めの類義語

「大詰め」の類義語には、「終幕」「フィナーレ」などの言葉が挙げられます。

大詰めの対義語

「大詰め」の対義語には、「序章」「自序」などの言葉が挙げられます。

大詰めのまとめ

歌舞伎で使われていた言葉が物事の最終局面としても使われるようになりました。好きなアニメやドラマの最終局面ではさまざまな感情が生まれます。終わってほしくないと言った寂しくなる気持ちから、この先の結末が気になるという楽しみな感情などさまざまです。このような感情を一番に感じることができるのが「大詰め」でもあります。

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