「始末に負えない」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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始末に負えない(しまつにおえない)

「始末に負えない」という言葉の意味をご存知でしょうか?聞かん坊な子供や、何度注意してもなおらない人に呆れてしまったときなどに使用される、あまり良いイメージのない言葉です。今回は「始末に負えない」について使うシチュエーションや意味まで詳しくご紹介していきます。

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始末に負えないの意味とは

「始末に負えない」とは、何をしても処理できない、どうにもならず困ってしまう、もうどうしようもなくなったときに対処できなくなるさまのことをいいます。
「始末」は、物事の初めと終わりや経緯を意味していて、「負えない」はどうしようもないという意味です。
「始末に負えない」は人間に対してだけ使うものではなく、生き物や仕事や勉強といったものまで様々です。
対象が人間や動物ならば、”相手にするのが難しい”といった意味になります。
また、仕事や勉強であれば、習得したり処理したりするのが難しいといった意味になります。
どちらの意味も、自身の能力の範囲外のため制御するのが困難な状況であるということです。

始末に負えないの由来

始末に負えないは"difficult to deal with"や”I can't handle it”と主に訳されます。
自分の手では収まらない、収集がつかなくなるといったニュアンスです。

始末に負えないの文章・例文

例文1.彼はお酒を飲むと始末に負えないから一緒に飲みたくない。
例文2.お互い自分が正しいと思っているから始末に負えない。
例文3.長女が泣き喚いて始末に負えなくて泣いてしまった。
例文4.風は強いだけでなく、始末に負えないほど乱れていた。
例文5.あの始末に負えなかった不良少年も丸くなった。
始末に負えないという意味自体がネガティブな意味を持っており、使われている例文もその様な内容が多くなっています。

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始末に負えないの会話例

  • 君の子供の頃は、始末に負えない困った子だったの?

  • そうですね。小さい時は聞かん坊でいつも泣き喚いて困っていたってお母さんが言ってました!

  • 始末に負えない子だったのに今では想像もつかないほど、立派な大人に育ったのね。

  • そんなふうに褒められると照れますね!

始末に負えない赤ん坊が大きく成長した姿を感慨深く感じる会話文ですね。

始末に負えないの類義語

「始末に負えない」と関連する言葉には「頭痛の種」「難儀する」「切羽詰る」「二進も三進も行かない」などがあります。

始末に負えないまとめ

今回は「始末に負えない」について詳しくご紹介しました。始末に負えない状況になってしまった場合は、自身だけで解決しようとせずに、周りの人に助けを求めてみるのもいいかもしれませんね。

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