娼妓(しょうぎ)
「娼妓」をいう言葉を見たことも聞いた事もないという方もいるかもしれませんが、「遊女」だといかがでしょうか。なんとなく分かった方もいるかと思います。日常生活の中で、大々的に使われることはまず無いと言い切れるこれらの言葉ですが、一つの教養として知っておいてもいいかもしれません。そこで今回は、「娼妓」という言葉について詳しく解説していきます。
娼妓の意味とは
「娼妓」とは、宴会の場で歌や踊りを披露して盛り上げる女性のことを言うのですが、この言葉は「明治維新後」は「売春婦」という意味で使われるのが主流となりました。
読み方は「娼妓(しょうぎ)」となります。
娼妓の由来
売春婦はそれまでは「公娼」と呼ばれていたのですが、明治維新後に「娼妓」という名前に統一したことが始まりです。
娼妓の文章・例文
例文1.娼妓の古い呼び名は遊女である。
例文2.娼妓解放令が1872年に出された。
例文3.娼妓は売春婦の異称である。
例文4.娼妓の取締りには各都道府県によってばらつきがあった。
例文5.娼妓解放令は形式的なものにすぎなかった。
1920年代には、数万人もの娼妓が全国にいたそうです。
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娼妓の会話例
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あそこの旅館は元は遊郭だったみたいだよ。
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娼妓が男性客に性的サービスを行うところよね。昔歴史の授業で習ったよ。
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そうそう、資料を捨てずに保存していたから、今は研究者の役に立っているみたいだよ。
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そうなんだ。自分が住んでいる国の歴史は知っておいた方が良いもんね。
彼らは青森県の「新むつ旅館」について話していますね。
娼妓の類義語
「娼妓」の類義語には「公娼」「遊女」「売春婦」などが挙げられます。
娼妓まとめ
今回は、明治維新後に「売春婦」を意味する言葉として使用されるようになった、「娼妓」について解説しました。今も、女性が男性に性的なサービスをするお店はありますが、その歴史は私たちが思っている以上に深いようです。タブー視されがちなことですが、自分の住む国の歴史を知っておくのは大切なことなのではないでしょうか。