「孤軍奮闘」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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孤軍奮闘(こぐんふんとう)

プロジェクトなど、本来はチームや集団で力を合わせて取り組まなければいけない時、その中での対立や個々の意欲の差などによって、周りの応援が得られずに一人でやらなければいけない状況に陥ることがあります。そんな状態のことをこの「孤軍奮闘」という言葉で表す事がありますが、どんな意味や由来があるのでしょうか。また、どういった類義語があるのでしょうか。

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孤軍奮闘の意味とは

援軍などの助けがなく孤立した状態でただひとり懸命に闘っていることや、誰の援助も受けずに努力していることを意味します。また、孤立した少数の軍勢でよく戦うことを指す場合もあります。そして援軍が来なければ尽きてしまうかもしれない、という将来の危機を抱えている背景も同時に表しています。

孤軍奮闘の由来

「孤軍」は援軍や友軍などもなく孤立した軍勢のこと、「奮闘」は勇気を奮って戦うことや力の限り立ち向う様子のことを表し、この二つの言葉の組み合わせによって生まれた四字熟語です。

孤軍奮闘の文章・例文

例文1.人が少ない状況でも、孤軍奮闘ながらチームは確実な成果をあげた
例文2.しばらくは孤軍奮闘で頑張ってきたが、そろそろ手が回らなくなってきたので助けが欲しい
例文3.文化祭の準備は、実行委員長である私の孤軍奮闘で終わった
例文4.職場がやる気のない人ばかりなので、業務をこなすためにいつも孤軍奮闘している
例文5.家族みんながインフルエンザにかかった時、一人難を逃れた長男が家事など孤軍奮闘してくれたので、家族はとても助かった
もともと一人でやる前提のことに対してひとりで取り組んだ場合には使わず、スポーツやビジネスなどの本来は力を合わせて皆でやるべき事を、周りの助けや応援がない状態でひとりで懸命に取り組んだ場合に使用します。また場合によって、良い意味・悪い意味かのニュアンスが変わってきます。

孤軍奮闘の類義語

類義語には「四面楚歌」「僑軍孤進」「孤立無援」などが挙げられ、これらは全て周りに助けがいない状況を表しています。ただ、「四面楚歌」は援軍が来ない中頑張っていることに加えて「周囲を敵に囲まれている」というより厳しい状況を指します。

孤軍奮闘まとめ

皆さんもこのような「孤軍奮闘」のような状況に陥った事はありますか?周りのモチベーションがあまり上がっていない事が原因になる場合もありますが、時には一人で熱くなり突っ走ってしまうことで起きることもあります。どちらにしても、一人で必死に戦う事は、力がつく反面つらい部分もあるでしょう。ですので普段から上手に人と関わり、孤軍奮闘のような状況にならないようにする事はとても大事なことですね。

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