「安価」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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安価(あんかー)

「安価」とは「2ちゃんねるのスレッド内の書き込みに対する返信で、レスアンカーを略したネットスラング」です。TwitterなどのSNSが流行る前、日本では若者等から絶大な支持を集めていたのが「2ちゃんねる」(現在は5ちゃんねる)でした。そこでは様々なネットスラングが誕生しては消えていき、中には現在も普通に使われているものがあります。「安価」もそんな懐かしの「2ちゃんねる」から生み出された用語で、書き込みへの返信として記号「>>」と番号を用いたのが画期的でした。

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安価の意味とは

「安価」の意味は以下の通りとなります。
(1)安い価格とレスアンカーを合わせた「リンクする」という意味の「2ちゃんねる用語」で、専用スレッドで用いられる独特のネットスラング
(2)「2ちゃんねる」は特定の書き込みにリンクできるよう「>>」という記号が使われ、クリックしてその書き込みにジャンプするのを「レスアンカー」と言い、それを当て字からネットスラングで「安価」として「あんかー」と読む。
「安価」は本来は「値段が安い」「安っぽい」という意味ですが、それが「2ちゃんねる用語」では「書き込みしたリンクにジャンプする事」になります。これまで「2ちゃんねる」(現在は5ちゃんねる)を利用しない人は意味が理解し辛いですが、ある書き込みに対して返信するように書く際に「>>〇」(〇は書き込み順番の番号)という記号と番号を使う事が多く、すると自動でリンクが作られクリックするとその番号の書き込みにジャンプできます。これを正式には「レスアンカー」と言い、それが「2ちゃんねる」やネット世界独特のスラングとして略語「アンカー」が「安価」と変化して、”読み”は元々通り「あんかー」となりました。ですからネット用語としての「安価」は「2ちゃんねる」や「5ちゃんねる」で使われるリンクへのジャンプする機能ですが、文章などで使う場合は、特定の書き込み番号に返信するのを「安価を踏む」、書き込み番号が不明になったら「再安価」という風に使います。また、敢えて次の番号の人に書き込みを指定する場合は「次>>〇」として、あるタイトルに関連する話題を書き込みによって展開する遊びとなります。

安価の由来

「安価」など多くのネットスラングの発祥とされる「2ちゃんねる」が開設されたのが1999年5月で、その後2006年頃から「安価スレッド」が立てられ始め「安価遊び」が流行り始めます。

安価の文章・例文

例文1.休日は安価スレッドを見て1日が終わってしまう。
例文2.安価スレから新ボーカロイドが誕生した。
例文3.これからラーメン屋に行くので、誰か安価くれ。
例文4.安価踏んだけど、質問と違う事を書きこんだ反省乙。
例文5.それって安価スレ釣りだから止めてくれ。
2ちゃんねる用語「安価」を使った例文です。

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安価の会話例

  • さっきから何を見ているの? もしかして、暗号資産の取引でも考えているんじゃない。

  • そんな投資なんて私には無理無理。実は安価スレを見ていたの。

  • 安価って、あの2ちゃんの? 意外だねー、そんなの好きなんだ。

  • それが下らなくて面白いのよ。絶対に面白い暇つぶしになるわよ。

職場の同僚男女の会話です。昼休みに女性がスマホで安価スレッドを見ています。

安価の類義語

「安価」の類義語には、「2ちゃんねる用語」として「アンカータグ」「レス」「答弁」、それ以外では「廉価」「格安」「割安」「低廉」などの言葉が挙げられます。

安価の対義語

「安価」の対義語は「2ちゃんねる用語」ではありません。それ以外では「高価」「割高」などの言葉が挙げられます。

安価まとめ

「安価」は2ちゃんねる用語で書き込みに対するレスアンカーとして記号と書き込み番号を合わせた「>>〇」(〇は番号)の事です。また、「安価スレッド」や「安価を踏む」とした使い方がされ、様々な書き込みに不特定多数の閲覧者が意見を述べる遊びともなっています。

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