安牌(あんぱい)
断トツ、テンパる、面子、ワンチャン等、元々麻雀用語として使われていたものですが、日常生活でも使われるようになった言葉は数多くあります。その中の1つの「安牌(あんぱい)」という言葉を知っていますか?「安牌」は安全牌とも言いますが、麻雀では捨てても相手に上がられることのない牌のことを指します。麻雀用語の「安牌」ですが、日常生活ではどのような使い方をしているのでしょうか。今回は「安牌」について詳しく解説していきます。
安牌の意味とは
麻雀としての安牌の意味は、捨てても相手に上がられることのない牌のことを指します。安全牌とも呼ばれています。それが転じて、リスクがない、小さい、当たり障りのない、安全な、無難な選択という意味で用いられるようになりました。
安牌の由来
安牌の由来は、麻雀の安全牌からきています。安全牌を切るということはリスクもないですが、得られるものもありません。危険がない代わりに満足のいく結果も得られない、良くもなく悪くもないといった様子を表しています。イメージ的には、良い意味の安全策というよりは消極的なイメージの使われ方をすることが多いです。
安牌の文章・例文
例文1.友人から、あの人は安牌だから心配ないと言われた。
例文2.安牌と侮っていたため、試合に負けた。
例文3.迷ったら、安牌をとった選択をする。
例文4.周りのことを気にしすぎて、ついつい安牌な回答をしてしまう。
例文5.麻雀で負けたくないので、安牌からきっていく。
安牌は攻めより守りとしての意味合いが強くあります。
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安牌の会話例
今日のお昼ご飯、何食べようかな〜。
どうしよっか。安牌とってうどんにする?
いいね!でも昨日もうどんじゃなかった?
まあいいじゃん!好き嫌いないし、無難でおいしいよ!
今回の会話例では無難な選択という意味で安牌を使ってみました。他にも、無難で当たり障りのない人のことを「安牌な人」と呼んだりもします。
安牌の類義語
安牌の類義語には、「安全牌」、「無難」、「当たり障りがない」等があります。
安牌まとめ
今回は「安牌」の意味、由来、例文をご紹介しました。まとめると、当たり障りのない無難な選択、行動を意味していて、安全ではあるが得られるものも何もない状態のことを「安牌」と呼びます。元々、麻雀用語だった「安牌」ですが「安牌」以外にも麻雀用語か由来となった言葉は存在します。断トツ、テンパる、面子、ワンチャン等、普段使ってるような言葉もあるので、興味があれば一度調べてみるのをお勧めします。