寡婦(かふ)
寡婦は夫を離別または失った独身の女性のことです。結婚して夫ができたとしても話しが合わなかったり、一緒にいることが困難になれば離別することもあります。夫と別れて次のパートナーを見つける人もいますが、そうでない人もいます。そんな人を寡婦と言います。今回は、そんな寡婦について由来や例文、類義語などを交えつつ、説明をしていきたいと思います。
寡婦の意味とは
寡婦の意味は夫を離別または失った独身の女性のことです。再婚している場合であれば寡婦とは言わないので覚えておいてください。
寡婦の由来
寡婦の「寡」は少ないことを表しており、「婦」は家事に従事する人、つまり妻のことを表しています。そのことから転じて夫のいない女性を表す言葉として使われるようになったと考えられています。
寡婦の文章・例文
例文1.寡婦控除の条件を満たしているため、一部控除を受けることができる。
例文2.寡婦である彼女は、毎日失った夫のことを思っている。
例文3.子供が4人もいて寡婦として生活していくのは困難である。
例文4.寡婦であるからといって皆が寡婦控除を受けられるわけではない。
例文5.寡婦である人は、所得控除を受けれる場合がある。
これらから寡婦は夫を離別または失った独身の女性のことを表す際に用いられます。
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寡婦の会話例
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彼女は夫婦関係の悪化から離別して寡婦になったのにも関わらずよく頑張っていると思うよ。
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本当だね。子供二人をシングルマザーとして育てているものね。
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うん。僕たちもできることがあれば彼女を支えていけたらと思うよ。
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そうだね。彼女が仕事のときに少し子供の面倒をみたりできることがあれば手伝っていければと思うよ。
これは、シングルマザーとして頑張る彼女について話している様子です。
寡婦の類義語
寡婦の類義語には、「赤い信女」「後家御」「ウィドー」などがあります。
寡婦まとめ
寡婦という言葉は他の言葉に置き換えられて使われることも多いです。そのため、類義語も合わせて覚えておくと役に立つと思います。また、寡婦という言葉を日常会話で使うことはあまりありませんが、寡婦控除という言葉があるように税金についての話しにおいて寡婦という言葉を耳にすることがあると思います。そんなときに寡婦という言葉の意味をしっかりと理解しておけるといいと思います。