「就中」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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就中(なかんずく)

「就中」という言葉の意味をご存知でしょうか?古めかしい言葉で聞いたことがないかと思います。難しい言葉のイメージが強いかと思いますが、意味が分かればすぐにでも使えるようになります。今回は「就中」について詳しくご紹介していきます。

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就中の意味とは

「就中」とは、たくさんの選択肢のなかから、特に一つを取り上げるさまのことです。「なかでも特に」や、「とりわけ」といった意味で古い言葉です。「就中」は、ひらがなで「なかんずく」と表記することが一般的なので、漢字で書かれても読めない人が多いかと思います。少々固い言葉であるため、日常会話よりも、手紙やメールなどの書き言葉として用いられています。

就中の由来

「就中」は、漢文訓読した「なかにつく(中に就く)」が音便で「なかんづく」となり、「づ」と「ず」の混同から「なかんずく」となった言葉です。漢文訓読した「なかにつく」の語構成から、なかんずくに「とりわけ」の意味が生じたわけではなく、元々、漢語の「就中」は「とりわけ」を表しています。

就中の文章・例文

例文1.映画はどんなジャンルでも見るが、就中、アクション映画が好きです。
例文2.お菓子は何でも好きだけど、就中チョコレートが好きで毎日食べているよ。
例文3.この本は面白くて、就中犯人を追い込むシーンが印象的だ。
例文4.虫類は全部苦手だけど、就中ゴキブリが苦手だ。
例文5.小学生時代の記憶はあるけど、就中遠足で君が迷子になったことを鮮明に覚えているよ。
私は食べ物の好き嫌いが激しく、就中魚介類が苦手です。

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就中の会話例

  • 今年のバラエティー番組は全部面白いね!

  • そうだね!毎日面白い番組ばかりで遅くまでテレビを見てるよ。

  • 就中○○が出演してるバラエティーは絶対見逃せない。

  • 〇〇がいるとどんな番組でも笑えるよね。

私もバラエティー番組が好きで、就中お祭りのコーナーが好きです。

就中の類義語

「就中」と関連する言葉には「別て」「何はさておき」「殊に」「先ず」などがあります。

就中まとめ

今回は「就中」について詳しくご紹介しました。今日から「就中」が使えるようになりましたね!とはいっても、使う場面は少ないと思いますが…使えたらかっこいいと思いますので、ぜひ使ってみてください!

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