「就職氷河期」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)

「就職氷河期」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
日本では流行語大賞にも選ばれたことがあるほど有名なこの「就職氷河期」という言葉ですが、欧米諸外国ではどうなっているのか、疑問を持ったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな「就職氷河期」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

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就職氷河期の意味とは

就職氷河期とは、社会全体で就職が決まらない、決まっていない人が大量にいた時期を称した言葉です。
「欧米諸外国ではどうなっているのか」について、欧米諸外国ではそもそもこういった考え方は存在しないそうです。
「新卒一括採用」という制度が存在していることに加え、法律の観点から正社員という一度採用されれば非常に解雇されにくい雇用形態の立ち位置が強い日本だからこそ、就職できないできていない人が大量にいるという状況が社会的な問題として取り上げられたものと考えられます。

就職氷河期の由来

就職氷河期という言葉は、造られた言葉です。1992年の10月から11月に出版された「就職ジャーナル」というリクルート社の就職関係に関する情報雑誌にて提唱されました。審査員特選造語賞という賞を11回目となる1994年の新語・流行語大賞にて受賞しました。

就職氷河期の文章・例文

例文1.私の兄は就職氷河期世代だ。
例文2.就職氷河期世代に生まれた人は精神的に強いと感じる人が多かった。
例文3.就職氷河期という言葉が「人生再設計第一世代」という言葉に変更される。
例文4.今回も不採用か。今、就職氷河期と言われるだけのことはある。
例文5.就職氷河期の間、何十という会社から断られ続けた僕にも今では百人を超える部下がいる。

就職氷河期であることを痛感するような就活状況であったとしても、めげないことが何より大切ですよね。

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就職氷河期の会話例

  • そういえば就職氷河期って欧米ではどうなってるんでしょうかね?

  • 欧米では日本と習慣が違うので、就職氷河期という考えが生まれること自体がないそうですよ。

  • そうなんですね!ためになります。

  • 私の父が就職氷河期世代の人だったので、前に興味持って少し調べてみたことがあったんですよね。

社会的な問題として就職氷河期という言葉が作られるのは、ある意味恵まれた国だからこそなのかもしれません。

就職氷河期の類義語

就職氷河期の類義語としては「就職難民」や、「オワハラ」などの言葉が挙げられます。

就職氷河期まとめ

いい時期もあれば、悪い時期もある。その繰り返しで人も世の中も動いていると私はこれまでの経験からそう感じているので、もし就職氷河期のように就職が決まらないといった状況に陥って前に進めなくなっている就活生の知り合いが周りにいらっしゃる方は「大丈夫」と声をかけてあげれば、その方の足を止めている氷を溶かすことができるかもしれませんよ。

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