席の暖まる暇もない(せきのあたたまるいとまもない)
皆さんは新型コロナウイルスが感染拡大しだしてから、どのように生活が変化しましたか。人によっては以前よりも暇になって、家でのんびりNetflixを見る時間ができたという方もいるかもしれません。しかし、今現在でも毎日外へ出て忙しく過ごしている人たちもいます。今回はそんな、忙しい様子を表す「席の暖まる暇もない」という言葉について詳しく解説していきたいと思います。
この記事の目次
席の暖まる暇もないの意味とは
「席の暖まる暇もない」は、一箇所に落ち着いていられないほどに忙しいことを意味します。
席の暖まる暇もないの由来
一つの席に長時間居座ると、体温でその椅子が暖かくなりますよね。しかし忙しい人はあっちこっち動き回らなければいけないので、席が暖まることがありません。そのような様子から、「席の暖まる暇もない」という言葉は生まれました。
席の暖まる暇もないの文章・例文
例文1.店内は朝から晩まで混雑しており、席の暖まる暇もない。
例文2.席の暖まる暇もないほどに繁盛している。
例文3.彼は席の暖まる暇もないと言うが、それは嬉しい悲鳴である。
例文4.席の暖まる暇もないほどに、彼は一日中動き回っている。
例文5.彼はメディアに引っ張りだこで、席の暖まる暇もない。
新型コロナウイルスに感染した患者の対応をする医療従事者や、役所の方達はまさに席の暖まる暇もない状態ですね。
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席の暖まる暇もないの会話例
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今日はこの後五件ほど予定が入っているんだ。
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五件も!?もう十九時よ。
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予定とは言っても、軽い打ち合わせだから平気だよ。
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まったく、席の暖まる暇もないわね。
ごく稀に、席に座ることすらしないほど忙しく動き回っている人っていますよね。
席の暖まる暇もないの類義語
「席の暖まる暇もない」の類義語には、「盆と正月が一緒に来たよう」や「猫の手も借りたい」などが挙げられます。
席の暖まる暇もないまとめ
今回は、一箇所に落ち着く暇もないほどに忙しい様子を表す、「席の暖まる暇もない」という言葉について解説しました。今回のコロナ禍で、途端に暇になってしまった人もいれば、席の暖まる暇もないほど多忙になってしまった人もいます。私たち一人一人は、誰のおかげで現在も安全に生活できているのかを考えて、彼らに感謝する必要があります。くれぐれも自粛警察にはならないようにお願いしますね。