引導を渡す(いんどうをわたす)
引導を渡すと聞くとあまりいいイメージはありませんが一体どう言う意味合いで、どう言った時に使う言葉なのでしょうか、はっきりと知らない人は多いと思うので紹介していきたいと思います。
引導を渡すの意味とは
引導を渡すの意味とは、主に意味は2つあり元の意味は仏教用語で 死者を導いて悟りの道に入らせることです。その意味から派生でできた意味として諦めさせる最終宣告という意味にもなりました。何か結果が出ていない人や才能がないので終わりにさせるためにつかられることが多いです。スポーツ選手などがチームから戦力外が言い渡される時などにこの言葉を使うことが多く、また葬儀の場でも関係が深い言葉であると言えます。
引導を渡すの由来
引導を渡すとはもともと仏教の言葉で葬式で死んだ人が迷わず成仏できるように法語で死んだ人に理解させるという儀式を意味しています。
引導を渡すの文章・例文
例文1.彼はこのサッカーチームで結果を残せなかったためそのうち引導を渡す時が来るだろう。
例文2.引導を渡す人は辛いかもしれないが相手に諦めさせるという意味では必要なことだ。
例文3.僧が私の祖父の葬儀で引導を渡した。
例文4.今年結果を残せなければ引導を渡すことになるとチームの役員から話があった。
例文5.引導を渡すことで他の道に行く決心をさせる。
諦めさせるという意味があったためあまりいい印象がなかったのかもしれませんね。
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引導を渡すの会話例
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今シーズンまだチームで得点がないのはまだ僕だけだよ。もしかしたら今年でチームから引導を渡されてしますかもしれないな。
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もしそうなったらどうなるの?また次は何をするか決めてるの?
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いやまだ何も決めてない、どうしようか悩んでいるんだよ。
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そうか、じゃあ今年は次の道を探すことに重きを置いた方がいいかもしれないね。
次の道を探すきっかけにもなるので、何かを諦めるこが悪い意味と決めつけるべきではないかもしれませんね。
引導を渡すの類義語
引導を渡すの類義語には、「説き伏せる」「泣き落とす」などがあります。また関連語は、「説教」「苦言を呈す」「説き伏せる」などがあります。
引導を渡すまとめ
引導を渡すは、基本的には諦めさせる言葉なのであまりいい言葉ではありませんが、自分で納得して次の道に進むことができればそれはいくらでもプラスに変換することができるのです。なので引導を渡されることがあったとしても、ネガティブになる必要はないんです。