「当たり屋につけ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

当たり屋につけ(あたりやにつけ)

当たり屋とは何とも物騒な言葉ですが、相場取引では度々耳にする言葉です。もちろん、自分から車に当たり、難癖を付けてくるような人のことではありません。

[adstext]
[ads]

当たり屋につけの意味とは

相場取引において当たり屋という言葉は、”当たりをよく引く人”という意味で使います。つまり、その人はいつも高い確率で利益が出している、その人が買った(売った)銘柄は、大抵上がって(もしくは下がって)利益が出ているという人のことです。
相場取引はそう甘いものではありませんが、中にはそんな人も居るものです。そのような人が買う(または売る)銘柄に合わせて売買を行うことを、この”当たり屋につけ”と呼んでいます。
ただし、相場取引で常勝することは不可能です。いくら当たり屋と呼ばれている人でも、時には損をすることがあります。いくら当たり屋とは言っても、過信するのは禁物です。

どれくらいの確率で儲けを出せば、当たり屋と呼ぶのかという決まりがある訳ではなく、いつも儲けている(ように見える)人のことをそう呼んでいます。その為、実際には(人には分からないところで負けているので)それほど儲けてはいないということも少なくありません。

当たり屋につけの由来

当たり屋につけという言葉の由来は、よく当たりを引く人に同調しろということです。そのような人に”屋”という言葉を使うのは、競馬などのキャンブルの「予想屋」からだと言われています。ただし、その予想屋とは意味が異なり、予想を人に教えている訳ではありません。

当たり屋につけの文章・例文

例文1.あの人と一緒の買い方は、正に当たり屋につけだと言えるだろう
例文2.当たり屋につけとは言ったもので、今回はお陰で大儲けができた
例文3.当たり屋につけの言葉の通りに買っているのに、実は大して儲けてもいない
例文4.さすがにいつも当たり屋につけ、ではプライドが許さない
例文5.遭えて当たり屋につけとは逆に張って勝負だ!
この当たり屋につけという言葉の当たり屋は、自分のことを指して使うものではなく、結果によって、他の人から自然にそう呼ばれるようになるものです。ですが、それほど詳しくないのに運だけはいいという意味で、皮肉からそう呼ばれることもある為、褒め言葉という訳でもありません。

当たり屋につけの類義語

当たり屋につけに意味が似た言葉として、「曲がり屋に向かえ」が挙げられます。この曲がり屋とは、その人が買った(売った)銘柄が、すぐにチャートの折れ線グラフが損をする方向に曲がる人のことで、当たり屋とは全く逆です。
ここでの”向かえ”は、もちろん同調しろという意味ではなく、逆の方向に向かえという意味で、そのような人とは逆張りをしろという意味になります。

当たり屋につけまとめ

それによって簡単に利益が出たとしても、いつも当たり屋につけという訳にもいきません。たまにはそのような買い方(売り方)もいいですが、基本からきちんと学んでいかないと、そのうち損をしてしまうのは明白です。相場取引はそう甘いものではないのです。

最新の記事はこちらから