「得手不得手」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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得手不得手(えてふえて)

人にはそれぞれ得意な事と不得意な事があると言いますよね。得意不得意と表現するのも良いですが、もう一段階上の、大人の教養として語彙を増やしておくと良いかもしれません。そこで今回は、「得手不得手」という言葉について詳しく紹介していきたいと思います。

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得手不得手の意味とは

「得手不得手」の意味は、得意不得意と同じです。「得手」が「得意」を表し、「不得手」が「不得意」を表します。「得手」に関しては、自分にとって好都合のように物事を捉える事という意味もあります。

得手不得手の由来

元は、猿を擬人化した言い方である「エテ公」から来ています。猿という言葉の音が「去る」と同じことを嫌い、「去る」の反対の意味を持つ「得る(得手)」を用いました。「勝る」や「優る」を「真猿」とかけたシャレから、「得手」は他より優れているという意味を持つようになりました。そして、「得手」に打ち消しの意味を持つ「不」を合わせ、他よりも劣っている、得意ではないという意味を持つ「不得手」という言葉ができました。

得手不得手の文章・例文

例文1.誰にでも得手不得手があるものだ。
例文2.得手不得手はあって当然なのだと、彼は夢を諦めた。
例文3.どうしても上手くいかない時は、それは不得手なことだと開き直るのも良い。
例文4.彼の得手は喋りだと、誰もが理解している。
例文5.自分の得手不得手を理解することが、進路選択には重要なことだ。
得手不得手は誰にでもあって然るべきことなので、あまりそこで一喜一憂し過ぎるのは良くありませんね。

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得手不得手の会話例

  • 君はどうしてそんなに簡単そうに短時間で絵を描けるの。

  • なぜかは自分でもわからないけど、自然と手が動くのよ。

  • 凄いね。やっぱり得手不得手ってあるんだね。僕なんてかれこれ一時間ペンが動いてないよ。

  • 動いてるじゃない。そのペン回しもなかなか素晴らしいあなたの得手だと思うよ。

不得手が見つかって落ち込むのではなく、逆に得手を見つけるヒントとして活かせると良いですね。

得手不得手の類義語

「得手不得手」の類義語には「得意不得意」や「向き不向き」などが挙げられます。

得手不得手まとめ

今回は、誰にでも向き不向きがあることを意味する「得意不得意」の言い換えとして、「得手不得手」を紹介しました。意味は同じなので、あえて意識して覚える必要があるかと言われれば、そうではありませんが、語彙力はたくさんあっても困ることはありません。ふとした時に他とは違う語彙で物事を表現できると、周りから一目置かれる存在になれるかもしれませんよ。

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