「志は葉に包む」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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志は葉に包む(こころざしははにつつむ)

「志は葉に包む」は座右の銘などで人気に挙げられる、尊い気持ちや思いに勝るものはなしという教えです。この事から特に女性などから支持され、また女性アイドルなどが好きな諺や座右の銘として紹介すると、そのファンによって一気に拡散するという形です。では、「志は葉に包む」の解説を始めさせて頂きます。

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志は葉に包むの意味とは

「志は葉に包む」の意味は以下の通りとなります。
 (1)贈る側の気持ちがこもっていれば、木の葉で包むような細やかな物でも問題がない。
 (2)真心さえあるなら、贈り物の中身は問わない。葉に包んだ僅かな物でも、贈る気持ちが大事。
 (3)「志は木の葉に包め」、「志は松の葉」も同義。
要するに、贈り物で大事なのは高価な物を渡すよりも、相手の為に真心を込めたものなら、例え葉っぱで包んだような品でも問題がなく、大切なのは贈る側の気持ちや思いであると説いています。もちろん、現代で葉に包んだ粗末な物をプレゼントする事はありませんが、高価な物よりも手作りの品を喜んで受け取ったり、また好んで贈る人もいますよね。この場合、根底には「志は葉に包む」の考えがあるのです。また、贈る側が謙遜する際に、会話の中に登場する事があります。

志は葉に包むの由来

「志は葉に包む」の由来として、日本の中世から近世に流行った語り物の文芸「説教節」の曲「愛護若」に、「其御代より、志は木の葉に包め」という一文が含まれています。他にも、江戸時代の俳書「毛吹草」にも、「こころざしは松の葉」と記されています。

志は葉に包むの文章・例文

例文1.給料日前だったので、彼女へのプレゼントが約束したものよりチープになってしまったが、志は葉に包むと理解してくれて嬉しかった。
例文2.志は葉に包むの精神を亡くなった母に教えられたので、物を大事にする習慣がある。これも良き思い出だ。
例文3.お金で解決する世の中より、志は葉に包む思い溢れる人が多くなる世の中になって欲しいのが願望だ。
例文4.これまで一番嬉しかった貰い物は、子供からの感謝の手紙だ。親バカながら、志は葉に包むの意味がやっと理解できた。
例文5.お金がなかったので、彼女に似顔絵をプレゼントしたら本当に喜ばれ、志は葉に包む思いが伝わったと、こちらまで感動した。

「志は葉に包む」を使った例文は、愛情や気持ちが伝わるものばかりとなります。

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志は葉に包むの会話例

  • そろそろ誕生日だよね。何かプレゼントするよ! 欲しいのある?

  • その気持ちだけで嬉しいよ。私は、志は葉に包むが座右の銘だから、何を貰っても嬉しいよ。

  • 本当に! じゃあ、一緒にデートしよう。最高の誕生日プレゼントになるでしょう。俺も嬉しいし。

  • ごめん。君子危うきに近寄らずも座右の銘だから、簡単にデートはしないんだ。だから、別の人を誘ってあげなよ。私もその方が嬉しいし。

気になる女性をデートに誘おうとしたが、「志は葉に包む」や「君子危うきに近寄らず」などの諺を上手く使われ、結局断られた会話内容です。

志は葉に包むの類義語

「志は葉に包む」の類義語には、「志合えば胡越も昆弟たり」「志ある者は事竟に成る」などの言葉が挙げられます。

志は葉に包むまとめ

「志は葉に包む」は、立派な物でなくても気持ちがこもっていれば、相手も受け入れてくれる贈り物となる、という意味を持つ諺です。現代流に解釈するなら、女性が自らこの諺を座右の銘とすると、性格が良い女とアピールする事ができます。もちろん、金銭的に苦しく本当に良い贈り物ができない時に、「志は葉に包む」と本人が使って、気持ちを込めた贈り物をして喜んで貰える時もあります。

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