怨嗟(えんさ)
皆さんは「怨嗟」という言葉を聞いた事がありますか。読めない人もいるのではないでしょうか。「えんさ」と読みますが、漢字検定1級の言葉なので読めなくても仕方ないですね。今回はこの難読漢字「怨嗟」の意味と使い方を徹底解説していきます。
怨嗟の意味とは
怨嗟のとは、うらみなげく事を意味します。
怨念(おんねん)の「怨」に咄嗟(とっさ)の「嗟」で怨嗟(えんさ)と読みます。
怨嗟の由来
怨嗟の
「怨」という字には、うらむや不快という意味があります。
「嗟」という字には、なげくという意味があります。
二つの字を併せて怨嗟という言葉になっています。
怨嗟の文章・例文
例文1.部下の事をまったく考えていない上司への怨嗟の声は高まるのは仕方がない
例文2.あまりに自分勝手だと周りの人間の心は怨嗟にかわってゆく
例文3.人が集まるところには、怨嗟や祈りなど人々の複雑な感情が渦巻いている
例文4.次第に高まる怨嗟の声
例文5.国民の不満はやがて怨嗟にかわっていく
日常生活で使う機会は限られていますが、小説などでは度々使われていますので知っていると見識が広くなる事もあります。
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怨嗟の会話例
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仕事やめようかなぁ。。。
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え。どうしたの?なにかあったの?
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最近さ上司が全く僕の言うことに聞く耳を持ってくれなくて同期もその人が原因で何人かやめちゃったんだよね。
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そっか。そういう人には当然怨嗟の声は高まるよね。
先ほども書いたようにあまり日常生活では使われませんが、使われる時は「怨嗟の声」という使われ方をされる事が多いです。
怨嗟の類義語
怨嗟の類義語としては「怨念」「怨恨」「憤怒」などがあげられます。
怨嗟まとめ
今回は怨嗟という言葉について解説しました。漢字検定1級という難読漢字なので読めない人や、意味を知らない人もいたのではないでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございました。