憤怒(ふんど・ふんぬ)
あなたがここ最近で一番腹が立ったことは何でしょうか。新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活は大きく変化し、その変化によってストレスが溜まっている人も多いかと思います。怒りの感情はキリスト教において「七つの大罪」のうちの一つだと捉えられているほど、ネガティブなものです。その他にも多くの宗教において、怒りはとてもマイナスな感情だと言われています。そこで今回は、怒りの感情を表す、「憤怒」という言葉について詳しく解説していきたいと思います。
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憤怒の意味
「憤怒」は、怒りの感情が非常に大きい様を表します。
キリスト教における七つの大罪は憤怒以外だと「嫉妬(envy)」「暴食(gluttony)」「強欲(greed)」「傲慢(pride)」「色欲(lust)」「怠惰(sloth)」があげられます。
憤怒の由来
「憤」には、奮い立つ、怒りを覚えるという意味があります。「怒」にもほぼ同じ意味があり、同じ意味の言葉を合わせて、より怒りの感情を強調したものとして「憤怒」という言葉は生まれました。
憤怒の文章・例文
例文.1彼は憤怒しており、まともに会話ができない。
例文.2誰も憤怒する彼を止めることができなかった。
例文.3父は憤怒するといつも家から飛び出していく。
例文.4彼女は昨日は激しく憤怒していたが、一晩経つといつもの様子に戻っていた。
例文.5彼は馬鹿にされて憤怒したが、その悔しさをバネに随分と成長した。
一度憤怒してしまった人を沈めるのは、なかなか容易ではありませんよね。
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憤怒の会話例
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昨日父親が憤怒しちゃって大変だったよ。
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何があったの？
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テストで赤点を取っちゃったから、見せずに隠してたんだよ。
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それが運悪く見つかっちゃったって訳ね。
これは『ドラえもん』の世界でのび太くんがよくやる手法ですね。
憤怒の類義語
「憤怒」の類義語には「激怒」や「激昂」などが挙げられます。
憤怒まとめ
今回は、「怒りの感情が非常に大きい様子」を表す言葉である、「憤怒」について解説しました。怒りの感情がキリスト教で「七つの大罪」の一つとして扱われていることからもわかるように、怒りには多くのものを破壊してしまう力が込められています。人間ですので腹がたつことがあるのは当然ですが、怒りに任せて衝動的に行動することは避けたいものですね。アンガーマネジメントの最も簡単な方法として、腹が立ったら6秒我慢するというものがあります。今すぐにでも取り入れられる方法ですので、よければお試しください。