手打ち(てうち)
みなさん、任侠映画に出てくるヤクザの一人が「手打ちしますか?」と言ってることを聞いた覚えはありませんか?
まず、ほとんどの方が初めて聞く言葉だと思います。
今回は、この「手打ち」について説明していきたいと思います。
手打ちの意味とは
落とし所が決まって和解をして成立すること。
「五分の手打ち」といった場合、これ以上の状況悪化を防ぐ為、双方50:50で手を打つことを指します。
片方が一人死人が出たら、同じように一人死人が必要になります。痛み分けですね。
手打ちの由来
交渉や揉め事で、両者の契約や和解、取引などが成立をした証に関係者一同が両手を打ち鳴らす習慣からきているようです。
手打ちの文章・例文
例文1.それじゃ手打ちといきましょうか
例文2.早速手打ちしましょう
例文3.まさか手打ちするんじゃないでしょうね
例文4.手打ちするなんて、俺は反対だ
例文5.手打ち盃をする
手打ちとは、交渉や和解・契約が成立した証にする両手を打ち鳴らす習慣のことです。
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手打ちの会話例
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いま、任侠映画にハマっていて、色んな作品を見ているんだけど、作中に出てくる一人のヤクザが「手打ちしますか?」ってセリフがあったんだけど、この「手打ち」って何の意味があると思う?
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全然わからないよー
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ごめん、そうだよね。手打ちって契約や和解が成立した時に手を打ち鳴らす習慣の事なんだよね
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へえ。ってことは成立したから手を鳴らすって事なんだね
手打ちとは、双方の落とし所が決まり和解をして成立すること。
手打ちの類義語
手打ちの同義語としては、「手締め」があります。
手打ちまとめ
手打ちとは、契約や和解の成立した証に双方がそろって拍手することを指します。
ヤクザの世界では,今でも紛争・不祥事処理の為の手打式は仲裁人をたてた重々しい儀式となっているのです。