「投資信託」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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投資信託(とうししんたく)

投資信託も分かっているようで、きちんと理解していない言葉ではないでしょうか? 雰囲気的には証券会社の様にも感じますし、銀行の一種にも思えてならないですよね。興味がない人の場合、一生縁遠い存在となるので、余計に理解しがたいものとして見えるようですね。
投資信託とは、そこで働く投資の専門家にお金を預けて、投資を運用してもらう方法(商品)となります。ですから、各証券会社や銀行など金融機関には投資信託の商品が多数販売されています。

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投資信託の意味とは

株価や為替が暴騰や暴落をした際に、ニュースや新聞で「ファンド」という言葉を見聞きしますよね。しかし、投資の知識がないと、そのファンドが何かよく分からないものです。
ファンドとは、英語表記の「investment trust fund」から取ったもので、投資信託という意味になります。海外では、「investment trust」だけとなるのが一般的なのですが、証券会社や金融機関で働く投資のプロを「investment trust manager」と言い、それを日本ではより受け入れやすくする為に「ファンドマネージャー」としています。
まとめると、
・ファンドは「投資信託」
・ファンドマネージャーは「金融機関で働く投資運用のプロ」

ファンドマネージャーの仕事は、個人や企業から預かった資金を元手にして運用し、利益を生み出す事です。いくら投資のプロでも損をする事もあるので、投資をするのは全て自己責任となります。
同じ様に、機関投資家や外国人投資家という言葉も見聞きする機会があると思いますが、これらも広い意味ではファンドマネージャーになります。厳密には、より大金を扱うのが機関投資家とされ、外国人投資家には海外の個人投資家やファンドマネージャーの両方が含まれますが、個人投資家の規模は少ないので問題ありません。
投資信託が利益を上げる仕組みは、国内の日本株のみなど取引を限定しないで、海外株や債券や為替、ETFや先物など専門家らしく全ての金融商品を手掛け、儲かる投資なら何でも手を出していきます。また、世界経済の急激な変動にも対応するよう、バランスも重視するので、結果としてトータルで利益を生み出すのです。
投資信託の商品を購入する個人や企業は、資金が少なくても国内や海外の優良企業や金融商品に投資でき、運用を任せているのでチャート値動きなどを気にしなくて済むなどのメリットがあります。何より、素人が投資するより、専門家が運用する方が利益が得られやすく安心感がまったく違います。
しかし、デメリットとしては、投資のプロでも損失を出す事があるのは変わりなく、また手数料や外国商品の場合は為替相場次第となるなど、期待したほど利益になり難い面があるのも事実です。

投資信託の由来

海外ではドイツやフランスでは、1920年代から投資信託の前身が始まり、その後はアメリカでも定着しました。日本では、1937年に投資信託が始まったが、政府の反対で頓挫されました。その後は1942年に正式スタートとなり、現在に至ります。
海外も日本も共通しているのは、戦争前後の混乱で、資金を出資したり運用するのがブームとなりつつあった事です。税制面が確立しなかったり、軍需産業が急激に伸びる事で、そこに投資するのは利益を期待できたのです。

投資信託の文章・例文

例文1.投資信託は手数料がネックだ
例文2.確実に利益を上げるのは投資信託でも難しい
例文3.最近は楽天などネット銀行の投資信託が人気だ
例文4.投資信託と投資信託会社は別物である
例文5.投資信託は分散リスクが醍醐味
投資信託も個人で行う投資と基本はまったく同じなので、例文としてもリスクを訴えるものが多くなりがちです。どんな投資も、基本は全て自己責任となるのです。

投資信託の類義語

投資信託の類義語には、「投信」「ヘッジファンド」「ハゲタカファンド」「デリバティブ」などの言葉が挙げられます。

投資信託まとめ

個人で行う株式投資と何ら変わりないのが、投資信託です。運用をプロの専門家にお願いする違いはありますが、結果として儲けても手数料が多くなり、損をすれば自己責任となります。それでも、素人が投資をするよりは、利益となる事も多いですし、何より少額投資やリスク分散できるのは大きなメリットとなります。

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