拐帯(かいたい)
「拐帯」という言葉をご存知でしょうか?普段あまり見かけない言葉ですよね。この「拐帯」という言葉は良い意味で使われませんが、知っておいて損はない言葉です。今回は「拐帯」について例文や実際の会話などを紹介しながら解説していきます。是非、最後まで読んでみて下さい。
拐帯の意味とは
「拐帯」とは、任されたり預かったお金や品物を持ち逃げすることを意味します。また、誘拐するという意味で使われることもあります。
拐帯の由来
「拐帯」の「拐」という字は訓読みで「拐かす(かどわかす)」と読み、相手を騙したり、力を使ったりして金品を奪ったり人を連れ去ることを意味します。
「帯」という字は「ひきいる」「ひきつれる」という意味があり、自分のものにすることを表します。
一般的に「拐帯」という言葉は、金品を持ち逃げするという意味で使われていますが、「拐かす」という言葉から人を連れ去るという意味で使われることもあります。
拐帯の文章・例文
例文1.公金を拐帯する。
例文2.夫の金を拐帯する。
例文3.アルバイトの学生が店の金を拐帯して消息が不明だ。
例文4.拐帯の犯人を見つけた。
例文5.拐帯は犯罪です。
決して良い意味の言葉ではないので、使い方には気をつけましょう。
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拐帯の会話例
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ここ最近レジ金の数が少ないんだ。何か心当たりはあるかい?
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あ、バイトのBくんがこの前コソコソなにかやっていた気が・・・。
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Bくん、先週から連絡がつかないんだ。もしかしたらBくんがお店のお金を拐帯したのかな・・・。
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それはクロである可能性が高いですね。
拐帯は信頼を裏切るような行為ですので、しないようにしましょう。
拐帯の類義語
「拐帯」と関連する言葉には、「窃盗」「ネコババ」「誘拐」「拉致」などがあります。
拐帯まとめ
今回は「拐帯」という言葉について詳しくご紹介しました。
あまり見かける機会が少ない言葉ですが、知っておいて損はない言葉でしょう。
また、当然のことながら拐帯をすることは立派な犯罪です。