「捨てる神あれば拾う神あり」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

捨てる神あれば拾う神あり(すてるかみあればひろうかみあり)

「捨てる神あれば拾う神あり」という言葉を知っていますか？あまり日常会話では使わない言葉ですが、覚えておくと役に立つ時があるかもしれません。そこで「捨てる神あれば拾う神あり」について解説していきます。

捨てる神あれば拾う神ありの意味とは

「捨てる神あれば拾う神あり」は、「世間には多くの人がいて、不愛想にされたり、相手にしてくれない人もいますが、一方では、親切に手を差し伸べて助けてくれる人もいる」という意味です。

捨てる神あれば拾う神ありの由来

日本には古くから神道(しんとう)が根付いており、神道では八百万(やおよろず)の神々がいるという言い伝えがあります。これは、神道の教えで自然の全ての物に神が宿っており、世の中には数えきれないほどの神様がいると言うことで、キリスト教の教えにある一神教(神は唯一無二の存在)とは考え方が全く違います。
そのような神道の考え方から、見放された神様がいたとしても、他に多くの神様が存在し、見捨てずに助けてくれる神様がいるというのが「捨てる神あれば拾う神あり」の言葉の由来と言われています。

捨てる神あれば拾う神ありの文章・例文

例文1.上司に怒られたけど、その後同僚が助けてくれてまさに「捨てる神あれば拾う神あり」だった。
例文2.祖母が100万詐欺にあったけど、犯人が捕まって違約金で120万返ってきたよ。まさに「捨てる神あれば拾う神あり」だ。
例文3.車の事故に合ったけど、保険で新しい車買えたから「捨てる神あれば拾う神あり」だと思ったよ。
例文4.突然リストラされたけど、もっといい会社に就職できた、まさに「捨てる神あれば拾う神あり」だ。
例文5.水道工事で水が2日使えなくなったけど、新しい浄水器を付けてくれた。「捨てる神あれば拾う神あり」とはこの事か！
「捨てる神あれば拾う神あり」を使うタイミングは意外と周りに転がっているかもです。

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捨てる神あれば拾う神ありの会話例

• 昨夜、友達と呑みに行って財布落としたんだよね。

• え！？大丈夫だったの？

• うん。交番に行ったら届けてあったよ。

• それは「捨てる神あれば拾う神あり」だったね。気を付けて！

ピンチな時でも「捨てる神あれば拾う神あり」の言葉に励まされますね。

捨てる神あれば拾う神ありの類義語

「捨てる神あれば拾う神あり」に関する言葉で、「渡る世間に鬼はなし」「人間万事塞翁が馬」などが挙げられます。

捨てる神あれば拾う神ありまとめ

「捨てる神あれば拾う神あり」の言葉は、救われた時だけでなく、相手を励ます時にも使えることわざです。是非、この機会に覚えて周りの人を励ましてはいかがでしょうか。