「擁立」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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擁立(ようりつ)

「擁立」(ようりつ)は、国政・地方選挙が近付くと新聞やニュースなどのメディアに一気に登場する機会が多い言葉です。そもそもは、”擁護”などから助けるなどの意味を持つと推測できますが、今では選挙用語と言っても過言ではないほど密接な関係性があり、またそれ以外では見聞きする機会がないです。そんな言葉である「擁立」について、詳しい解説をさせて頂きます。

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擁立の意味とは

「擁立」の意味は、以下の通りとなります。
 ①支持する、擁護する、助ける。
 ②もりたてる、首位や(高い)地位につかせる。
以上の意味があります。どんなに調査しても、これ以上の意味や含みがないので、ある意味でとても簡単な言葉となります。現在は政治用語としてすっかり定着し、選挙が迫ると「○○党が擁立に動く~」、「□□候補を擁立する~」などのキャッチーな宣伝文句が度々登場します。

擁立の由来

「擁立」の直接的な由来は、現在も分かっていません。”擁”には、周囲から守る・助けるという「擁立」と同等の意味がありますが、さらに富・財産・地位を持つという意味も込められています。議員に当選すると富や権力を掌握できるので、それを含めて「擁立」が使われているなら、皮肉なものです。

擁立の文章・例文

例文1.新人候補を擁立する動きが本格化。
例文2.擁立された候補者同士が明るく挨拶をしている。
例文3.選挙区で2人目の擁立を断念した。
例文4.街頭演説で擁立候補を応援した。
例文5.大物議員が擁立に含みを持たせた。

今では「擁立」を検索すると、その99%は政局絡みとなっています。それ以外では、使い方が難しいのも事実です。

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擁立の会話例

  • 令和初の国政選挙はどうなるんだろうね?

  • 衆参のダブル選挙となるのか? どちらにしろ、与党が有利なのは変わらないけど、野党が結集して人気高い著名人をどれだけ擁立できるかも分かれ目だね。

  • 確かに、自民党も問題ばかりだし、野党が面白い人を何人も擁立したら政局が大きく動く事も有りえるよね。

  • 選挙に絶対はないから、今頃は与野党が水面下で新人擁立に躍起になっているから、この結果が果たしてどうなるやら。

国政選挙と新人候補の擁立について、二人が会話を繰り広げています。

擁立の類義語

「擁立」の類義語には、「応援」「支持」などの言葉が挙げられます。

擁立まとめ

「擁立」は守る・助けるなどの意味を持つ言葉ですが、今ではすっかり選挙用語として定着し、それぞれの政党が「ある候補者を擁立する」と使うと、その候補者を全面的にバックアップし支持すると捉える事ができます。

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