「支離滅裂」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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支離滅裂(しりめつれつ)

一生懸命理解しようとしているのに、内容が頭に入ってこない事はありませんか。ぐちゃぐちゃになったパズルのピースの様な状態を表しているのが支離滅裂です。そんな支離滅裂という言葉の意味、あなたは正しく知っていますか?ここで支離滅裂の正しい意味についてチェックしていきましょう。

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支離滅裂の意味とは

支離滅裂とは、物事や話の内容がバラバラで、秩序のない様子を表しています。テーマと結論が噛み合わず、筋道がまったく見えない状況も示します。言っている事とやっている事が全く違う、矛盾がある時などにも使います。

支離滅裂の由来

支離滅裂は「支離」と「滅裂」という言葉が、結びついて生まれた四字熟語です。「支離」には細かく分かれること、「滅裂」には一貫性が全く無いことを示しています。つまりひとつの大きなボールが細分化されて、違う方向を向くように「自分勝手でまとまりの無い様子」を表現しているのです。人のおこないについて、悪く言う時に用いられる言葉です。

支離滅裂の文章・例文

例文1.彼女の話は支離滅裂で理解できない。
例文2.テストに一夜づけで臨んだが、支離滅裂な解答しか書けなかった。
例文3.緊張しすぎて支離滅裂なスピーチになり、申し訳ありません。
例文4.あの人がまた支離滅裂な難問を、吹っ掛けてきたよ。
例文5.言っている事が支離滅裂だよ、もっと冷静になってみて。
話の内容に正当性がなく、どこかちぐはぐな状況を指しているのが「支離滅裂」です。万が一第三者に支離滅裂である事を指摘された時は、自分の立ち位置や言動を再確認してみるのも必要かもしれません。

支離滅裂の会話例

  • 先日頼んでおいた資料は、もう完成したかな?

  • はい。最終確認して、今日中にメールでお送りします。
    急いだほうがいいですか?

  • いいや、前回はケアレスミスが多かったから、今回はしっかり確認するように。

  • 承知しました。支離滅裂な内容にならないよう、細心の注意を払います。

とあるオフィスで、上司と部下が話をしています。資料や企画書がうまく作れないと感じた時は、一度物事の整理整頓をおこない「起承転結を意識した書類づくり」を心掛けることが大切です。論理的な思考で考えていくと、スタート地点とフィニッシュ地点が上手くリンクする、上手な書類が作れるようになります。

支離滅裂の類義語

支離滅裂の類義語として、「滅茶苦茶」、「頓珍漢(とんちんかん)」、「非論理的」などがあります。

支離滅裂まとめ

思いつきで発言や行動していると「支離滅裂な人」と指摘される事もあります。支離滅裂にならないように、何かをおこなう時は計画的に行動し、発言に責任を持つことも大切です。

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