「整数」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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整数(せいすう)

「整数」とは「少数や分数など以外のゼロを含めた全ての数」です。ですから「50」や「0」や「-100」などが「整数」で、「0.5」や「1/3」などの少数や分数は整数には含まれません。物の個数を数えたり、足し算や掛け算などの計算で便利に使える数であり、そんな日々の生活に密着している数字や算数の基本「整数」の解説となります。

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整数の意味とは

「整数」の意味は以下の通りとなります。
 (1)1、2、 3、 4、…と続く「自然数」、-1、-2、-3、-4、…と続く「負数」、数字「0」(ゼロ)からなる数全体を指す総称。
 (2)少数や分数や無理数を含まない数全体で「正の整数」(自然数)と「負の整数」(負数)と「0」で出来た数の事。
「整数」の意味は上記の通りで、より簡単に説明すると以下に分類される数字が「整数」です。
 ・「正の整数」(自然数)は、1、2、 3、 4、…と続く数
 ・「負の整数」(負数)は、-1、-2、-3、-4、…と続く数
 ・「0」(ゼロ、零)
そして、例えば「1.1」「3.14」といった小数、「1/2」「1/50」といった分数、「√2」「√5」といった無理数は自然数・負数・ゼロに該当しないので整数には含まれません。この「整数」の「正の整数」については小学校1年生になると、「正の整数」「負の整数」「0」といった概念としての「整数」は小学校5年になると授業を通して習い始めます。ですから子供から大人まで日常生活で馴染みある数字が「整数」でもあり、物を数えたり買い物時の計算や年齢などで用いられます。

整数の由来

「整数」の由来はドイツ語の「数」を意味する「Zahlen」からで、そこから整数の集合は頭文字「Z」で表されます。また「整数」の概念としては古代インドで確立されて数学者・アリヤバータがその第一人者で、同じく数学者・ブラフマグプタが負数を用いた計算の規則を定めたと伝えられています。

整数の文章・例文

例文1.整数が定まった事で人間社会が著しい成長を遂げたのは間違いないが、だからこそ何でも数字で判断される歪んだ構造が完成したのも事実ではないのか。
例文2.夕食後には整数問題の平方についてもう一度学習しようと思っている。
例文3.コンピュータでの整数を扱うその第一歩こそが人類の未来を希望へと変えた。
例文4.今の世の中は整数といった数字に強くないとどれだけ知識が豊富でも無能扱いされるので、究極的にはどんな勉強よりも暗算だけ人一倍の才能があれば誰も文句は言えない。
例文5.頭では理解しているがゼロも整数というのはどうも腑に落ちない。
「整数」を使った例文となります。

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整数の会話例

  • 俺は子供の頃は算数が得意だったけど、中学生になって数学へ変わったあたりでもうお手上げだったよ。

  • またー、嘘ばっかり。この前は整数が良く分かっていなかったじゃない。

  • 整数? 整数は難しいだろ。だって数学で習うはずだから中学からでしょう?

  • それが間違いだって。ちゃんと小学校で整数は習うのよ。

子供の頃は算数や数学が苦手だったという会話です。 

整数の類義語

「整数」の類義語には「概数」「定数」「除数」「絶対数」「素数」「偶数」「奇数」「総数」「逆数」などの言葉が挙げられます。

整数の対義語

「整数」の対義語には「分数」「少数」「無理数」などの言葉が挙げられます。

整数まとめ

自然数である「正の整数」、自然数にマイナスを付けた「負の整数」、そして「0」を合わせた数の総称が「整数」です。日頃当たり前のように使っている数となるので、文字通りに「きちんと揃った便利な数」とも解釈ができます。小数点や分数が入ると暗算や物を数える際に不便なので、そこからも「整数」があるお陰でのメリットが感じられるのではないでしょうか。

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