「文月」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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文月(ふづき・ふみづき)

文月とは、昔の「7月」を表した言葉です。今は数字で「3月」「4月」といった時期の表現を昔は「弥生」「卯月」という風に表していました。
文月はその7番目に当たる月です。
今回は文月について、深く掘り下げていきたいと思います。

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文月の意味

文月は旧暦 (陰暦)で用いられていた時期表現の7番目の月を表す言葉になります。七夕の行事で短冊に歌や字を書いていたことから、文を書く月という意味があるとされています。

文月の由来

収穫時期が近づき稲穂が膨らむことから「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくむづき)」もしくは穂のふくらみが見られる月ということから「穂見月」が「文月(ふづき)」に変わりそう呼ばれるようになりました。
他にも、七夕の行事にちなんだ「文被月(ふみひろげづき・ふみひらきづき)」が略されたという説もあります

文月の文章・例文

例文1.文月は涼月とも言われていたそうだ
例文2.文月ともなるとだんだん暑くなってきたな
例文3.文月になったということで、何か本でも書いてみようかな
例文4.娘は七夕行事が好きなようで文月になると嬉しそうにする
例文5.文月が終われば葉月になる/strong>
七夕海開きなど楽しみな時期ではありますが、水無月や葉月のようになかなか季節を感じる字ではないように思えますね。

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文月の会話例

  • もう梅雨が明けて文月になったから夏を感じ始めてきたな

  • 今日学校で、七夕があるから短冊にお願い事を書いたよ!
    他にも笹にかける飾りを折り紙で作ったの

  • 七夕かぁ、大人になると行事とかやらなくなるからなぁ。駅かデパートにあったらお父さんも短冊ににお願い事書こうかな。

  • 願い事叶うと良いな

大人になって疎遠になる行事って意外と多いように感じます。短冊にどんなお願い事をしたんでしょう?

文月の類義語

陰暦で7月から9月を秋としていて、7月が最初の月であるため「初秋」と呼ばれています。他にも陰暦の7月にお盆があるため、親の墓参りの時期として「親月、「七夕月」「七夜月」など様々な呼び方があります。

文月まとめ

現在では月日や時期はカレンダーで正確に出ていますが、昔はそれほど発達していませんでしたし、時間や月日を数字で表したりもしていませんでした。ですが漢字の意味や言葉の由来を見てみると昔の人の発想力や生活などが垣間見ることができ、そこから日本の文化が出来上がったのだと感じることができます。手紙などに時期を表す言葉を入れて挨拶の文を書くこともあるので、ぜひ文月、葉月などの言葉で季節を感じてみてください。

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