新しい生活様式(あたらしいせいかつようしき)
まだまだ収束の兆しを見せない新型コロナウィルスの感染拡大ですが、そんな中厚生労働省が5月4日に新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言を踏まえ、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表し、話題になっています。今回は、そんな注目を集めている「新しい生活様式」という言葉について解説していきます。
新しい生活様式の意味とは
5月1日に行われた専門家会議では、以下のように提言されました。
「新規感染者数が限定的となり、対策の強度を一定程度緩められるようになった地域(以下「新規感染者数が限定的となった地域」という。)であっても、再度感染が拡大する可能性があり、長丁場に備え、感染拡大を予防する新しい生活様式に移行していく必要がある。」
これを受けて、厚生労働省が私たちに分かりやすく日常生活で取り入れてほしいと公表したのが、今話題になっている「新しい生活様式」というものです。
簡単に言うと、新型コロナウィルスがある程度落ち着いてきても油断するとまた流行してしまう可能性があるから、しばらくはこんな感じで生活してね!ということをまとめたものです。
新しい生活様式の由来
上述したように、専門家会議で提言された、「新しい生活様式に移行していく必要がある」という言葉が由来となっています。
「新しい生活様式」の具体的な内容は、厚生労働省のHPに公表されていますので、こちらをご参照下さい。
新しい生活様式の文章・例文
例文1.今後大切になってくるのは、新しい生活様式だ
例文2.新しい生活様式に移行していく必要がある
例文3.新しい生活様式にも慣れてきて、新たな発見がある
例文4.新しい生活様式を受け入れることで、見える物があるかもしれない
例文5.みんなで新しい生活様式を身に着けよう
既存の言葉に対して、新型コロナウィルスの対策として特別に意味を持たした言葉ですので、限定的な使い方になります。本来の意味とは、異なることがありますので前後の文脈から意味を読み取る必要がありますね。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
新しい生活様式の会話例
-
新型コロナウィルスも落ち着いてきて、緊急事態宣言も終わったしやっといつも通りに生活できるね。
-
収束宣言がでるまでは、油断禁物よ!
-
えー。そうなの??会社も平常通りの出勤になったし、休みの日は営業している店も増えてるよ!
-
政府が公表している新しい生活様式を知らないの?例えば、会社は出勤時間をずらしたり、買い物などでは空いてる時間を選んだり、遊びに出かけるときは屋外施設を選んだりと、騒動前とは異なる生活様式を取り入れていく必要があるのよ!
自粛、自粛と息が詰まりそうな世の中ですが、こんな時こそ一人一人の心がけが大切ですね。新型コロナウィルスの感染拡大は、一気に落ち着くものではないので、長く対策をしていく必要がありそうです。
新しい生活様式の類義語
今回解説している「(新型コロナウィルスを想定した)新しい生活様式」の類義語としては、江戸時代後期の経世家・農政家・思想家である二宮尊徳が発案・主導した「報徳仕法」があげられます。
新しい生活様式まとめ
今回は、「新しい生活様式」について解説しました。厚生労働省が公表したものだったんですね。まだまだ続いていきそうな新型コロナウィルス騒動ですが、未知のウィルスですから常に新しい情報にはアンテナを張り、皆で協力して感染拡大防止に努めていきたいですね。