明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
よく良いことよりも悪いことや上手くいかないことの方が多いといいますが、そう感じる人は多いのではないでしょうか?ただ、大小様々なマイナスの出来事をいちいち気にしていても仕方ないかとも思います。そこで、たまに耳にする「明日は明日の風が吹く」という言葉に関して、解説していきたいと思います。
この記事の目次
明日は明日の風が吹くの意味とは
フィクションの作品などで耳にすることがある言葉ですが、れっきとした慣用句になります。その意味は、あまり物事を深く考えずに、流れに身をまかせることを表しています。時には成り行きに身をまかせるのも大事だよという風にも解釈できますね。
明日は明日の風が吹くの由来
この言葉の出自は明確ではなく、映画「風と共に去りぬ」で主人公のセリフが和訳として浸透したものとも、聖書にイエス・キリストが書いた言葉という説もあります。どちらにせよ、日本で生まれた言葉ではないですね。
明日は明日の風が吹くの文章・例文
例文1.明日は明日の風が吹くと言うし、気楽にやろう
例文2.くよくよしても仕方ない、明日は明日の風が吹く
例文3.明日は明日の風が吹くと割り切ろう
例文4.難しく考えずに、明日は明日の風が吹くって考えれば良い
例文5.リラックスしよう、明日は明日の風が吹くと言うし
誰かを落ち着かせたりする際に使うことがある言葉ですね。逆に自分自身に対して使うことはあまりないかもしれません。
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明日は明日の風が吹くの会話例
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難しい顔して、どうしたの?
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この間の試験の結果が気になって…
なんか落ち着かないんだよね。 -
そうなんだ。でも終わったことを気にしてもしょうがないよ。
明日は明日の風が吹くtて言うし、気楽に待とうよ。
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そうだね。気にしてもしょうがないよね。
実際にこのようなシチュエーションで使われる方が多いのではないでしょうか。
明日は明日の風が吹くの類義語
似たような意味の言葉としては、「明日は明日、今日は今日」「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」といったような言葉をあげることができます。
明日は明日の風が吹くまとめ
誰かを元気づけたりする際に用いるような言葉ですが、人によっては「楽観的」「お気楽者」「能天気」といったようなマイナス印象でとられる可能性もあるので、注意が必要です。相手によって使う使わないの見極めが必要になってくる言葉ですね。