「木偶の坊」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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木偶の坊(でくのぼう)

木偶の坊は役に立たない人のことです。人は誰しも得意なことや苦手なことがあると思います。得意なことであればそつなくこなすことができるとと思いますが、苦手なことであれば他人から役立たずと思われることもあります。逆に他人が自分よりも能力が劣っているとのろまや役に立たないと感じることもあると思います。そんなときに使われる言葉が木偶の坊です。今回はそんな木偶の坊という言葉についてみていきたいと思います。

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木偶の坊の意味とは

木偶の坊の意味は役に立たない人のことです。木偶の坊という言葉はあまり良い意味では使われないです。相手を罵る時や嫌味を言う時などに使われる言葉です。木偶の坊と言われて嬉しい人はほとんどいないと思うので使うタイミングには気をつけられるといいと思います。

木偶の坊の由来

木偶の坊の由来は、平安時代のぐぐつという木彫り人形にあると言われています。ぐぐつは木の棒のようなもので、手足がなかったことから手足がなく、なにもできないというさまから無能や役に立たないといった意味の言葉として使われるようになったと考えられています。

木偶の坊の文章・例文

例文1.木偶の坊と言われていた彼だったが、自分の能力を生かせる場所を見つけて今では職場で多くの人から尊敬されている。
例文2.何も出来ないだけでなく、努力もしないので木偶の坊と言われても無理はない。
例文3.チームで活躍出来ずに木偶の坊であると言われてしまう。
例文4.木偶の坊と言われていた彼だったが、今では自分の長所を活かしてタレントとして活躍している。
例文5.木偶の坊である彼女は、余計なことは話さないようと上司から釘を刺されている。
これらから木偶の坊は、役に立たない人という意味を表すのにとても適しています。

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木偶の坊の会話例

  • あの物語を読んだけど兄弟の能力に差があるからといって親が能力の劣っている弟に対して木偶の坊というのは良くないと思ったわ。

  • そうだね。しかも木偶の坊と言われるだけでなく彼は他の家族にも酷い扱いをされていて心が痛んだよ。

  • うん。でもそんなことを言われていた彼も物語の最後には自分をみとめてくれる仲間に出会うことができて本当に良かったよ。

  • やっぱり物語はハッピーエンドにつきるね。

これは、ある物語について感想を言い合っている様子です。

木偶の坊の類義語

木偶の坊の類義語には、「低脳」「愚図」「ノータリン」などがあります。

木偶の坊まとめ

木偶の坊という言葉は、自分の意見を言うことができずに他人の言いなりになっているさまを表すのにも使われます。操り人形という言葉があるようにまるで人形のように他人の言いなりな人のさまを表すには最適な言葉と言えます。そんな場面では使うことができるので覚えておけるといいと思います。

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