「杓子定規」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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杓子定規(しゃくしじょうぎ)

「杓子定規」という四字熟語をご存知でしょうか?日常生活で使用する機会が少ないため、見慣れない方、聞きなれない方も多いかと思います。今回はそんな「杓子定規」という言葉についてご紹介します。

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杓子定規の意味とは

「杓子定規」とは、偏った見方でしか物事を判断できない、また、融通が利かないことを意味する言葉です。

杓子定規の由来

「杓子」とは、ご飯や汁物をよそう道具で、現代で言うしゃもじなどのことを指します。「定規」は現代と同様、直線や角を書いたりする際に使う道具のことです。
昔の杓子は握る部分の柄が曲がっていて、この柄の部分を無理やり定規の代わりとして使おうとすることから、一つの見方でしか物事を考えられない、融通が利かない、頑固といった意味の言葉として生まれました。

杓子定規の文章・例文

例文1.うちの学校の校則は正に杓子定規だ。
例文2.上司に杓子定規で融通が利かないと言われた。
例文3.杓子定規で柔軟性がない。
例文4.杓子定規な対応をする。
例文5.杓子定規な人と話し合うのは大変だ。
マニュアル通り、形式ばったという意味でも使われます。

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杓子定規の会話例

  • この間、役所に行って申請手続きをしようとしたら、保険証だけでは身分証にならないから駄目だって言われたよ。まったく、杓子定規な対応だよね。

  • よくあることね。わたしも通学定期を購入しようとしたら学生証だけでは無理って言われたわ。

  • でも、マニュアル通りに対応しないと、ずるをする人も出てくるからしょうがないことだってわかってはいるんだけどね・・・。

  • 瞬時に手続きができる世の中になってほしいわね。

あなたも杓子定規な対応で困ったことがあるのではないでしょうか?

杓子定規の類義語

「杓子定規」と関連する言葉には「教科書通り」「マニュアル通り」「頑固」などがあります。

杓子定規まとめ

今回は「杓子定規」という言葉についてご紹介しました。
1つの基準を持つことは大切なことですが、状況によってはそれでは上手くいかないこともあります。
また、杓子定規という言葉は誉め言葉として使うにはふさわしくないため、使い時や使う相手には十分気をつけましょう。

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