梅毒
梅毒は、近年感染者が急増している事で有名な性病です。他の性病と比較して、若い女性が増えているのが大きな違いで、そこには問題意識の低下や軽い気持ちでの性行為、さらに外国人観光客の急増が影響されていると言われています。早期発見で薬による完治も見込める梅毒ですが、甘い気持ちでいると最悪死亡するケースも報告されている大変な病気という認識を持つべきです。
梅毒の意味とは
梅毒は性病の一つとして有名ですが、近年は増加傾向として他の性病よりも日本では問題視されています。性行為などが原因で感染する病気で、「梅毒トレポネーマ」という病原菌によって、陰部や肛門付近、リンパ節などが腫れる症状がでます。軽い場合は何も症状がなく、本人が気にならない自覚症状がなしという場合もあります。しかし、この潜伏期間が梅毒の怖い部分で、通院と投薬をしないで放っておくと臓器障害、最悪は死亡するケースもあります。また、妊婦の場合は胎児が死産や奇形などを起こすと確認されています。初期段階では、風邪やアレルギーなどと間違えられる事もあり、その点も軽く見られがちな原因です。早期発見なら危険性がないので、自分の体を守る事が相手への感染を防ぐ役目も担っていると自覚するべきです。
梅毒の由来
1494年、スペインのバルセロナで突如発生したのが梅毒です。その後は、ヨーロッパ中に流行しました。日本では16世紀とされ、長崎や琉球に上陸した梅毒は、その後勢いを増して1年もしないで東北まで感染者を広げたとされています。また、スペイン以外にもコロンブスがヨーロッパ大陸に持ち込んだのが原因など、様々な説が唱えられています。
梅毒の名前の由来は、症状である発疹がヤマモモ(楊梅)の果実に似ているからとされ、他にも「黴毒」の”黴”を読みやすくする為に”梅”を使ったとも言われています。
梅毒の文章・例文
例文1.梅毒が完治して安心した
例文2.不用意な性行為が梅毒の原因だ
例文3.梅毒は若い女性の急増が問題視されている
例文4.完治しても再感染する恐れがあるのも梅毒の怖い点
例文5.梅毒は薬投与をしないと絶対に治らない
日本では若い女性を中心に感染者が急増している事から、その危険性を訴えるものがネットなどで多く発見できます。今後、梅毒に対して偏見や感染者が激減すれば、梅毒に関してまた違った記事や文章が増えるでしょう。
梅毒の類義語
梅毒の類義語には、「淋病」「性病」「クラミジア」「HIV」などの言葉が挙げられます。
梅毒まとめ
他の性病が減少傾向なのに対し、梅毒は若い女性を中心に年々急増している恐ろしい病気です。初期段階では症状が分かり難いのと、本人も軽く見ることで通院が遅れると、その後は様々な悪影響を及ぼす事があります。特に若い女性の場合は、不特定多数との性行為やコンドームなしが常態化しているなら、梅毒感染を疑い検査を受けてみるべきでしょう。
「梅毒に関するQ&A・厚生労働省」「梅毒について・東京都福祉保健局」
上記の厚生労働省と東京都福祉保健局のサイトに、梅毒に関する記事があるので、気になる方は確認してみて下さい。