「模様眺め」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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模様眺め(もようながめ)

模様眺めは、あらゆる相場取引において使われる言葉です。冷静にこれができるようにならないことには、利益をあげるどころではありません。

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模様眺めの意味とは

模様眺めとは、特に売買を行わず、相場の動向を見守ることです。もちろん、ただ何もしないという訳ではなく、相場の上下をきちんと監視して、次に狙い目となる対象を探したり、何らかのポジションを持っている時には、その売り時(空売りポジションの場合は買い時)のタイミングを模索している状態のことです。

闇雲に売買を行っているようでは、利益をあげるどころか、ことごとく損失を出してしまいます。特に、直近の取引がうまくいかなかった時こそ、一度冷静にこの模様眺めをすることが大切です。
この模様眺めは、どれだけ行えばいいかという決まりなどは一切なく、これだと思った銘柄が見付かったり、ここぞというタイミングになれば、すぐにそれを止めて行動に移してください。それらを探す為に行っているのが模様眺めです。

模様眺めの由来

模様眺めの由来は、相場の動向のチャート図を模様と見立て、それを眺めている様子からです。一般的な言葉にも見えますが、相場の世界以外では、あまり聞くことはない言葉です。
株式の詳しいチャート図は、白や黒(または青)のローソク足(その日の始値と終値を棒状にして表す記号)が日々並んで、賑やかな様相を呈しています。そこから、相場のチャート図を称して”模様”と呼ばれるようになったと言われています。

模様眺めの文章・例文

例文1.模様眺めがうまくできないことには、株式で利益をあげるのは難しいだろう
例文2.今日は1日中模様眺めだけで終わってしまった
例文3.模様眺めでいい銘柄を見付けたが、今回は購入しかなった
例文4.こう毎日相場が下落傾向では、模様眺め続きになっても仕方がない
例文5.資金がそれほどある訳ではないので、しばらく模様眺めをして見定めよう
模様眺めは、リアルタイムでチャートを監視することを指す言葉ですが、終わった日のチャートを後から見直して、分析することを指す場合もあります。しかし、そのような行為は単に「チャート分析」と呼ばれ、あまり模様眺めとは表現しません。主として動きを常に見ている場合に対して使う言葉です。

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模様眺めの会話例

  • 最近、損ばっかりだ。どうにかして、得になるように売買したいな。

  • なら、模様眺めをしたほうがいいんじゃない?動向を知るのもひとつの方策だし。

  • そうだよなー…そうするわ。そっちに良いのがでたら教えて。

  • 自分で探しなさい。

模様眺めでどんな動きをしているのかを見極める必要があります。この言葉が使用できるように、どんどん勉強しましょう。

模様眺めの類義語

模様眺めの類義語には、「様子見」、または「瀬踏み」が挙げられます。前者は相場の世界以外でも幅広く使われる言葉なので、誰しも使ったことがあるでしょう。後者は多少意味合いが異なり、”ほんの少しだけ試して様子を伺う”ことで、模様眺めと近い意味の言葉には違いありませんが、眺めているだけで全く売買をしないという訳ではなく、多少はそれを行いながら、相場の動向を伺うことを表します。
また相場をする上での似たような行動として、「チャート分析」が挙げられます。

模様眺めまとめ

模様眺めは、相場取引では必ず覚えないといけない言葉の1つで、それを行えるようにならないといけません。もちろん、ただ漠然とチャートを見ているだけではなく、自分なりの目的をもった上でこれを行うことが求められます。

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