横柄(おうへい)
自分はすごいと権力を振りかざし威張り散らすような人のことを指す言葉ですが、皆さんの周囲にこんな横柄な態度をとっている人はいませんか?この言葉もかなり浸透しているので意味を知っている人も多くいるかと思いますが、正しい意味を知って使わないと誤解を生んでしまったりトラブルになってしまうかもしれませんのでしっかりと思えておきましょう。今回はその「横柄」について解説していきます。
横柄の意味
ひどく威張って人を踏みつけにしたような態度であること、偉そうで人を見下した態度であることを指しています。
例えば、自分は客だから手が出せない、神様のように扱うべきだとコンビニや飲食店の店員に偉そうな態度で注文や文句を言っている人なども横柄だと言えます。
横柄の由来
元々は押しの強い人柄という意味で「押柄(おしから)」という言葉でしたが、中世ごろに音読され「おうへい」となり、当時同音となっていた、強引なという意味を持つ「横」が当てられたとされています。
横柄の文章・例文
例文1.彼が店員に対してひどく横柄な態度をとるから100年の恋も冷めてしまった
例文2.課長は横柄な人なので多くの社員が嫌っている
例文3.新人俳優が裏で優しいベテラン俳優に横柄な口を利いていたためそれがバレてテレビやSNSで炎上してしまった
例文4.このお店は横柄な店長がいて不愉快だから二度と行かないと誓った
例文5.君は横柄だと友人に言われたがそれが社会だろうと一蹴してやった
横柄とは尊大で威張っている人を指す言葉なので悪口に使われたりとネガティブな意味を持つ言葉になります。
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横柄の会話例
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おいおい、君の部署に入ってきた新人くんあんなに横柄な態度で大丈夫かい?
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大丈夫じゃないわよ、先輩社員はみんなあの子のせいでピリピリムード。もう最悪。
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そうだよなぁ、なんであんな態度が悪いんだろう?
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知らないの?会社の取締役の息子さんなのよ。だから誰も文句言えないっていうのとプライドの高さ、それから新社会人になったからその不安からくる虚勢ね。虎の威を借る狐さんだと思えば少し可愛らしく見えてくるわ。
横柄な態度の新人社員について話す男女の会話になります。
横柄の類義語
横柄の類義語には「高飛車」「蔑ろ」「横風」「高慢不遜」など相手を下に見ているような意味を持つ言葉が挙げられます。
横柄まとめ
高慢で横柄な態度というのはトラブルの元になったり人が遠ざかっていく原因になりやすいです。新しい環境に身を置けば不安や緊張で様子見に徹してしまう人が多い現代では、大体が部活や会社の上司や先輩が横柄になりやすい傾向にあるようです。