比翼連理(ひよくれんり)
男女の関係を表す四字熟語に比翼連理というものがあります。とても難しい言葉ですし、使われている場面もあまりみないので馴染みがない、全く知らないという方も多いのではないでしょうか。こちらはどういった意味の言葉なのか、これから解説していきたいと思います。
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比翼連理の意味
夫婦の仲が睦じいこと、相思相愛で男女の情愛が深いことを表す言葉になります。また、男女が互いに固く契り合うことことを指していますので、主に婚約していたり結婚している仲睦まじい男女を指すことが多いです。
比翼連理の由来
「比翼」と「連理」に分けられる言葉で、「比翼」の方は中国の詩人が書いた詩の一部が由来とされています。
架空の鳥である「比翼の鳥」を用いた詩で、オスもメスも目と翼が一つずつしかなく、いつも2羽揃ってまるで1羽の鳥であるように仲睦まじく飛んでいるというものでした。
「連理」は一本の木が他の木と重なることを意味する言葉になり、元々は別であった2本の木がくっついて木目が同じになる様子を表しているとされています。
比翼連理の文章・例文
例文1.結婚10年目の僕と奥さんは比翼連理だ
例文2.交際をして2年だけど仲も良く支え合う私と彼は比翼連理だと思う
例文3.友達の新婚生活を見ていると彼女らの比翼連理な様子がとても微笑ましく羨ましい
例文4.比翼連理な彼らを見ているとこちらまで恋人を大切にしようと思える
例文5.私は昔から両親のような比翼連理な結婚生活に憧れている
仲睦まじい様子を例える分になります。もしかしたらその様子に嫉妬してしまう人もいるかもしれませんがやはりそういう関係に憧れていという方も多いのではないでしょうか。
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比翼連理の会話例
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先週妻と旅行したからそのお土産、どうぞ！
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ありがとうございます！本当にお二人仲良いですよね、まさに比翼連理！憧れちゃいます！
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妻が本当に穏やかで優しいからね、結婚してよかったと思うよ！
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私もこうやって自分がいないところでも褒めてくれる優しい旦那さんと結婚したーい！
比翼連理な夫婦関係に憧れを持つこの女性の気持ちに賛同される方はどれほどいるでしょうか。
比翼連理の類義語
比翼連理の類義語には「偕老同穴」や「おしどり夫婦」「愛妻家」などが挙げられます
比翼連理まとめ
いかがでしたでしょうか。思い返してみれば比翼連理かもしれないと思った方が多いといいですが、もしかしたら少しそれとは違う関係かもと思った方もいるかもしれません。言い合うことや無干渉であることが愛情表現という方も多く、ご自身にあった交際、夫婦生活が必ずしも比翼連理であるとは限りませんので肩を落とさず、目の前の運命の相手との生活を楽しんでいただけたらと思います。