「海老で鯛を釣る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)

海老で鯛を釣るは、古くから言われている物事の例えです。小さなエサの海老を使い、鯛を釣ることから、得をしたことを伝える例えとしてつかわれています。

[adstext]
[ads]

海老で鯛を釣るの意味とは

海老で鯛を釣る言葉の意味は、釣り餌に海老を使い、高級魚の鯛を釣り上げる様子を、少ない元手で大きな利益を得る例えに使います。この元手は、金銭だけではなく労力も含みます。カタカナ用語に言い換えると海老がコストで、鯛がキャッシュ・フローに当たります。

海老で鯛を釣るの由来

海老で鯛を釣るは、釣りの例えですが釣りをしたことがある私には少しだけ引っかかるところがあります。それは、実際の釣りでも鯛を釣るエサは海老を使うことが多いということです。鯛の磯釣りでは、オキアミや海老のほか貝やヤドカリ、魚の切り身を使います。その中でも、海老は使われる頻度の多いエサで、値段も決して安くはありません。先程あげたエサの中で、値段が安いエサは魚の切り身です。話がずれてしまいそうですが、鯛を釣るには最低でも海老くらいのエサを用意しないとなりませんよと昔の人は言いたいのかもしれません。

海老で鯛を釣るの文章・例文

例文1.このプロジェクトの成功は海老で鯛を釣るようなものだ
例文2.株式が高騰したので海老で鯛を釣る思いをした
例文3.最近海老で鯛を釣る経験をしたのはなんといっても昨年の仮想通貨
例文4. 海老で鯛を釣るような利回りの良い案件は見当たらない
例文5. 海老で鯛を釣るにもあるように、最低でもこのくらいのコストは必要です
最後の例文5のみ、海老も決してゼロではありませんよという意味を込めてみました。

海老で鯛を釣るの類義語

海老で鯛を釣ると似た意味で使われる言葉には、「麦飯で鯉を釣る」というそっくりな言葉があります。海の魚の鯛が、川の魚の鯉に変わっただけで、少ない元手で大きな利益を得るという意味に変わりはありません。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

海老で鯛を釣るの会話例

  • いやまさか、ちょっと儲かればいいなくらいに始めたプロジェクトだったのに、こんなことになるとは

  • まさかの高評価でテレビにも取り上げられてさらにスポンサーがつく結果になりましたね

  • いやぁ、こんな海老で鯛を釣るような経験をするとは夢にも思わなかったな

  • すごいですね

海老で鯛を釣ると言うことわざを使った会話の例はこのようになります。

海老で鯛を釣る言葉のまとめ

今回は、「海老で鯛を釣る」という言葉の意味のお話でした。海老で鯛を釣るは、磯釣りの例えで、小さなエサの海老で高級魚の鯛を釣り上げる様子から、少ない元手で大きな利益を得る例えに使われます。古くからある言葉ですが、使い勝手は良く、様々な例えに使われています。
また、釣りを経験したことのある私には、少しだけ思うことも………それは、鯛を釣るためには最低でも海老をエサに使わなければいけないということです。鯛を釣るためには、いくつかのエサがありますが、海老は決して安価なエサではありません。上から数えて2〜3番目に高価なエサです。
もし、海老で鯛を釣る言葉の由来が釣り人の言い伝えからなら、エサの値段を知った上で「タダで得られる利益はない」ということを伝えてくれているのかもしれませんね。

最新の記事はこちらから