海開き(うみびらき)
夏になると「海に行きたい!」と元気にいうお子さんや学生をよく見かけます。たくさんの夏の行事の中でもかなりの割合で楽しみにしている人が多いであろう海水浴。ただ海に入れるようになるには海開きがされている必要があります。その「海開き」について解説していきたいと思います。
海開きの意味
海水浴場を開設する事、開設するに行われる行事のことを「海開き」という。
海水浴場では、基本的に開設期間を定めて、その期間はライフセーバーや監視員を配置する。他にもサメやクラゲ用の防護ネットなどの安全対策をしたり、駐車場や更衣室、トイレ、シャワー、飲食店や売店を開設する。
海開きの由来
日本の本州では7月1日に行われていましたが、最近では7月の中旬ごろに海開きが行われることが多くなってきました。
和歌山県の白良浜で「本州一早い海水浴場開き」が5月3日に行われていたが、2017年より、海の日の連休初日に変更されました。
小笠原諸島の父島、母島では元日に海開きが行われています。
海開きの文章・例文
例文1.夏といえば海だど思うから今年も海開きが待ち遠しい
例文2.夏のイメージが強かったけど小笠原諸島は元日に海開きしていると聞いて驚いた
例文3.僕は地元の海開きの式に参加したことがある
例文4.息子が楽しみのあまり家族共有のカレンダーの海開きの日に丸をつけていた
例文5.沖縄県では4月ごろに海開きされているらしい
日本人に限らず、海で優雅に泳いだり、サーフィンをしたり、綺麗な写真を撮ったり、浜で寝転んで日焼けをしたり、人との交流を楽しんだりと、人によって過ごし方は違えど海が好きな人は多いですよね。
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海開きの会話例
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あ〜、早く海に入りたいなぁ!
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気が早くない?まだ春が終わるところだよ?
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夏の海は気持ちいいし、可愛い女の子はたくさんいるし、あと海の家で食べるご飯は格別に美味しいんだよなぁ…!
待ちきれない、今から行こう。 -
気持ちはわかるけど今行っても立ち入り禁止のとこ多いから。せめて海開きまで待って!
とても楽しみにしているのはわかりますが、やはり海開き前はクラゲがいたり浜の整備がされていなくて危ないので、準備が整うまでしっかり待ちましょう。
海開きの類義語
海開きの類義語はありませんが、夏に川の納涼初めを祝う「川開き」、登山の開始期を「山開き」といいます。川開きでは花火大会を行うこともあるようです。
海開きまとめ
お祭りやお盆の帰省、海水浴など夏は楽しみがたくさんありますね。7月上旬から海開きに向けて準備などで忙しそうですが、当日から海水浴を楽しむ方は毎年多くおり、ニュースで取り上げられたりしているのをよく目にします。怪我の恐れや危険がありますので間違っても海開き前に行かないように注意しましょう。