「火のない所に煙は立たぬ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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火のない所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)

「火のない所に煙は立たぬ」とは「根拠がないのに噂がでることはない」という意味です。学校生活をしていたり、社会人として働いていると、様々な噂を聞いたことがある人も多いと思います。そんな時にその噂が本当なのかどうかわかりません。今回解説することわざはそういった状態で、噂が出ているということは何かしら根拠がある。と逆説的に使う言葉になります。そんな「火のない所に煙は立たぬ」の解説を行います。

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火のない所に煙は立たぬの意味とは

「火のない所に煙は立たぬ」とは「根拠がないのに噂がでることはない」という意味です。主人公をいじめていた悪役の正体がばれ、断罪されてしまい社内で噂になってしまうシーンを、ドラマなどで見たことがある人も多いと思います。
そんな時に使用できるのが「火のない所に煙は立たぬ」です。断罪されてしまった後に、本社勤務から地方に飛ばされて「○○さん、社員にパワハラしてたそうよ」と噂が立ってしまいます。実際に地方に飛ばされた理由として、いじめていたということがあるので「火のない所に煙は立たぬ」な状態です。勿論ただの噂ということもありますが、一つの可能性として覚えておくのもいいと思います。

火のない所に煙は立たぬの由来

「火のない所に煙は立たぬ」の言葉がいつから使われ始めたなどは定かではありません。語源としては、「煙があるということはそこには火がある」という逆説的な考え方が語源とされています。言葉の使い方としても、語源と同じ使い方を今でもされており、「何か噂(けむり)が経つということはそこに火(根拠)があるんだろう」という意味合いで利用されます。

火のない所に煙は立たぬの文章・例文

例文1.買っといたアイスがない。火のない所に煙は立たぬ、以前勝手に食べてた姉ちゃんが犯人だ。
例文2.社内の人が不倫をしたと噂が流れている、火のない所に煙は立たぬっていうし、したんだろうな。
例文3.火のない所に煙は立たぬっていうし、嘘の噂流すだけでも信じる人も多いだろう。
例文4.盗みをしていないと言っているが、火のない所に煙は立たぬ。あの人が盗んだんだろう。
例文5.あそこの家の人は関わらない方がいいと聞いた。自分の目で確認したいが、火のない所に煙は立たぬというし少し距離を置こう。
様々な「火のない所に煙は立たぬ」についての例文となります。

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火のない所に煙は立たぬの会話例

  • 好きなアイドルに彼氏がいるって噂が立ってるんだけど……

  • それはいるに決まってるでしょ!

  • なんでそんなこと言うんだよ!いないもん!

  • 残念、火のない所に煙は立たぬって言うでしょ、噂が出たって事はそういうことよ。

好きなアイドルの噂を信じたくない人と煽る友達の会話です。

火のない所に煙は立たぬの類義語

「火のない所に煙は立たぬ」の類義語には、「蒔かぬ種は生えぬ」「ない名は呼ばれず」などの言葉が挙げられます。

火のない所に煙は立たぬの対義語

「火のない所に煙は立たぬ」の対義語には、「根がなくとも花が咲く」などの言葉が挙げられます。

火のない所に煙は立たぬまとめ

噂が立っているということは、そこに何かしらの根拠があるはずだ、という意味で使用されることわざでした。ですが、あくまでも一つの考え方です。噂は全て根拠から始まっているわけではなく、悪意によって広められていることもあります。ですので噂がたった時すべてに使用できるわけではないことを頭には入れて起き、一つの考え方として発言することを意識したほうがいいです。

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