無断転載(むだんてんさい)
私たちが日頃目にするもの、耳にするものはどこかで誰かが作った著作物です。「これは私の作品です!」と、アーティストのようなものもあれば、何気なく書いたオリジナルイラストも分け隔てなく製作者の著作権が存在します。今回はそんな著作権を気づかない内に侵害してしまい著作者に訴えられた!といかなくても注意されてしまう、といったトラブルが起きないための言葉を紹介していきたいと思います。
無断転載の意味
無断転載とは著作物(著作権)をその作者に許可を得ないまま別の場所に掲載してしまうことを意味しています。
最近ではSNSなどが普及し、誰かの自撮り画像やイラストなどを自分のデータに保存してそれを自分のSNSアカウントで掲載する、といった行為がたびたび見られますが、本人からの許可を得ていない場合「無断転載」となってしまいます。
無断転載の由来
本来この言葉はYouTubeなどの動画掲載サイトなど、動画媒体での無許可に掲載された事が由来となっています。
現在ではそれ以外にもイラストや音楽など様々な著作物に対しても用いられる言葉となりました。
無断転載の文章・例文
例文1.全くしらない人が友人のイラストを無断転載していた
例文2.旅行で撮った記念写真がしらないブログに無断転載されていた
例文3.自撮り画像がSNSで無断転載されていた
例文4.まだ公開されていない音楽が動画サイトに無断転載されていた
例文5.公式ではない人が映画を無断転載していた
公共で目にするものからちょっとした物にも著作権が発生するため何事にも許可が必要という事ですね。
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無断転載の会話例
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先日SNSにオリジナルイラストをアップしました!
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素敵なイラストですね!
でもこのイラスト、どこかのブログで見ましたよ? -
そんなはずはありません。誰にも掲載の連絡を聞かれていないです。
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となるとイラストを無断転載されているようです。
無断転載の怖いところは知らないところで自分の著作物が使用されていたという事です。
悪気がない場合や悪意のある場合もあるため、製作者側にも注意が必要ですね。
無断転載の類義語
類義には「無許可」「無断掲載」など許可を得ずに発信する言葉が挙げられます。
無断転載まとめ
今回ご紹介した言葉はいい意味でも悪い意味でも当てはまってしまうケースが多い内容です。好きなアーティストの作品や好きなアイドルなどをいろんな人と共有したい!知ってほしい!という思いで発信したことが悪気はなくても無断転載となってしまう場合があるためですね。また、無断転載の被害を受けてしまう側は自分の努力の結晶(作品)を知らないところで我が物顔で掲載されてしうということもあります。そうなってしまうとせっかくの努力も水の泡に・・・なんてことも起こってしまうかもしれませんね。また、SNSで自撮り画像などを掲載する場合も気づかないうちに知らない人が自分の自画像を作って偽っていたりしているかもしれません。このように掲載する側も見ている側もお互いに注意していくことが大切だといえるでしょう。