「燎原の火」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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燎原の火(りょうげんのひ)

燎原の火とは、勢いが盛んで、防ぐことができないことです。山火事など火がついて広がってしまったら鎮火するには苦労すると思います。勢いがあるものを止めるということはとても大変です。それは、何事にも言えることです。乗り物でも勢いがついたまま急に止まることはできないので少しずつスピードを落としていくことがあります。勢いがあるまま止まろうとすると、事故に繋がってしまいます。今回はそんなときに、使える燎原の火について意味、使い方などについて見ていきたいと思います。

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燎原の火の意味とは

燎原の火の意味は、勢いが盛んで、防ぐことができないことです。単に火の勢いが盛んで止められないこと以外にも使うことができます。覚えておいて使いこなせるといいと思います。

燎原の火の由来

燎原の火の由来は、中国の「書経」という書物にあります。書経の中で「原っぱを焼き尽くす激しい火」という記述があり、燎原の火のことを表しています。その火の勢いが止まらない様子から転じて今日の意味で使われるようになったと言われています。

燎原の火の文章・例文

例文1.燎原の火如く、一度流行してしまったその感染症は留まることを知らなかった。
例文2.一度スピードを出してしまえば、その乗り物は簡単に止まることはできない。まさに燎原の火である。
例文3.燎原の火のように一度広まってしまったその噂は、広がる一方だ。
例文4.一度炎上してしまったそのインフルエンサーは、まさに燎原の火でおさまる様子は今のところ微塵もない。
例文5.燎原の火のようにその商品は爆発的にヒットして生産が追いつかない状態である。
これらから燎原の火という言葉は、勢いが止まらず防ぎようがないものを表すには最適です。

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燎原の火の会話例

  • 最近、蔓延している疫病のせいで今年は次々と作物がやられてしまったよ。まさに燎原の火とはこのことだね。

  • 本当だね。全く困ったものだよ。新種の疫病だから対策のしようもないしね。

  • 来年は、どうにか対策をしないと本当に生計が立たなくなってしまうよ。

  • うん。そうだね。対策しつつ新しい手段を考えていくしかないね。

これは、作物が疫病のせいで次々とだめになってしまって困ってる農家の人の会話です。

燎原の火の類義語

燎原の火の類義語には、「怒涛の如く」「轟々」「津波の如く」などがあります。

燎原の火まとめ

何事においても勢いがついてしまったものは止めることができないものです。今日では、多くの情報がSNSを利用して拡散されます。バズったものは止まることなく、色々な人に共有されることがあります。そんなときには、燎原の火という言葉を使うことができるので覚えておくといいと思います。

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