「玉の輿」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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玉の輿(たまのこし)

玉の輿というこの言葉は、裕福ではない女性がお金持ちと結婚するといったような意味を表した、一般的に「乗る」という言葉を付けて使うことわざです。
実現できたらなんとも幸せな人生を過ごすことができそうな魅力を感じる言葉かもしれませんね。
今回はそんな「玉の輿」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

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玉の輿の意味とは

「玉の輿」とは主に、裕福ではない女性がお金持ちであったり、社会的地位が高い人と結婚することを指し示した言葉です。
なぜ「玉」の「輿」という字でこの様な意味を指すのかについては諸説あり、その内の一つとして「玉」は宝石などの美しいものを表す言葉として使われていたこと、また「輿」は身分が高い人を乗せて運ぶ乗り物であり、この二つが合わさることによって「玉の輿」という言葉は身分が高い人を乗せる美しい乗り物という意味を持つものとして扱われ、その乗り物に一緒に乗るというような表し方で玉の輿という言葉は、「身分が低い女性が身分の高い男性に嫁ぐ」といったような使い方をされる言葉へと応用されるようになりました。

玉の輿の由来

「玉の輿」というこの言葉。この言葉が最初に用いられたのは江戸の時代の初めの1638年頃、松江重頼(まつえしげより)という俳人が、俳諧と呼ばれる文学の形式によって描いた毛吹草という書物に登場してくる「女は氏なうて玉(タマ)の輿(コシ)に乗(ノル)」という一文がこの言葉と同じ意味を持って文脈に組み込まれていたことから、これが語源となっているのではないかと考えられています。

玉の輿の文章・例文

例文1.私も玉の輿に乗りたい。
例文2.玉の輿に乗った彼女はお金持ちとなった。
例文3.玉の輿。私も乗れるのなら乗ってみたい。
例文4.世の中には玉の輿婚という表現言葉もあるらしい。
例文5.サッカー選手と結婚して玉の輿に乗る。

「玉の輿になる」という表現だと乗り物を表すことになってしまうため注意が必要です。

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玉の輿の会話例

  • 隣の会社の佐藤さん、お金持ちの人と1年前に結婚していたそうですよ。

  • へー玉の輿婚ってやつですね。

  • ただなんかうまくいっていないそうです。

  • 結婚も難しいものなのかもしれませんね。

お金がある人と結婚すれば経済的に豊かになれる可能性は高いですが、心も豊かになれるとは限りませんよね。

玉の輿の類義語

玉の輿、玉の輿に乗るの類義語としては、「逆玉(ぎゃくたま)」や「格差婚(かくさこん)」などの言葉が挙げられます。

玉の輿まとめ

最近は「主夫」といった言葉も1990年辺りから生まれたことなどから、玉の輿に乗りたいと思うのは女性に限った話でもなくなっていることと思います。
玉の輿に乗れるかどうかは人脈の広さや、その人の持ち合わせている能力、何よりも結局のところは運次第と言えるものではないでしょうか。
それもまずお金持ちに出会えるかどうか。次にそのお金持ちと仲良くなれるか。さらに最終的にもし結婚までいけたとして、その人と一緒に居ることで本当に幸せになれるかどうか。そう考えてみると、玉の輿なんて宝くじ買うのとそんな変わらないなって気がしてくるものですよね。

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