「甚だしい」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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甚だしい(はなはだしい)

ニュースや漫画・映画などのセリフなどで聞くことが多く一般的に「勘違いも甚だしい」や「甚だしい事実誤認である」などのように使われているかと思いますが、聞いている人の中でその意味を知っている人はどれほどいるのでしょうか。今回はその「甚だしい」について解説をしていきたいと思います。

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甚だしいの意味

程度が激しく限度を超えていて酷い有様であること、もしくは普通の度合いをはるかに超えている様子を指しています。

甚だしいの由来

昔の言葉で極端であること表す言葉に「甚(はだ)」というものがあり、それを重ねて音に変化して「甚だ(はなはだ)」と言われるようになったとされています。

甚だしいの文章・例文

例文1.君は無知も甚だしいねとクラスの優等生に言われてしまった
例文2.最近入社してきた彼女の態度は非常識も甚だしい
例文3.今回の震災で東北地方は甚だしい被害を受けたと報道されている
例文4.同僚と食事に行っただけなのに不倫しているなんて誤解も甚だしい
例文5.会見で議員が「甚だしい事実誤認である」と弁明している
「甚だしい」は普通ではない、限度を超えているという意味で使われています。

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甚だしいの会話例

  • ねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだ。いつも僕が困っているときに手伝ってくれたり、食事に誘ってくれているけどもしかして僕のこと好きなのかい?

  • え?なんでそうなるの?

  • え?違うのかい?好きだから僕を助けてくれるんだろう?

  • リーダーだから進捗確認してメンバーが残業しないように手伝ったり、困りごとがないかとか逆に嬉しかったこととか食事を通して話を聞いてるだけだし、他のみんなにも同じようにしているけど?好きだからだなんて勘違いも甚だしいわ

甚だしいを用いた会話の例になります。

甚だしいの類義語

類義語には「甚大」「すこぶる」「著しい」などの普通の程度を超えているという意味に近い言葉が挙げられます。

甚だしいまとめ

甚だしいの意味は著しいに似ていますが、細かい意味は違っていて、いい意味で使われる著しいに対して甚だしいは望ましくない状態、悪い意味で使われる言葉となります。それは人の感情や発言だったり、災害や犯罪における被害だったりと「甚だしい」という言葉を使うシチュエーションは多くあります。ニュースでも使われることがありますので「あ、ものすごく悪い状態なんだな」と認識していただければいいのではないでしょうか。

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