「生え抜き」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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生え抜き(はえぬき)

皆さんは会社での会話や日常会話、また野球に関する話題などの中で「生え抜き」という言葉を聞いたことはありますか?「生え抜きの選手」などとスポーツ紙の一面をかざることもあります。「生え抜き」」と聞くと早熟のような印象を受けますが、実際の意味はどういったものなのでしょうか。今回はこの言葉について、意味や語源、また使い方も合わせて解説していきます。

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生え抜きの意味とは

使う場面によって異なる二つの意味があります。一つ目は「その土地に生まれそこで育つこと」で、もう一つは「はじめからそこに所属し続けてること」です。また、そういった人自体を指して使うこともあります。

生え抜きの由来

「生え」は、「生(は)える=この土地に生まれたこと」や「生(なま)=生まれたままの状態、手を加えてない状態」などの意味があります。
また「抜き」は、「育ち、生を貫いてきたこと」や「やり抜く、やり通す、貫く」などの意味があり、合わせて「生え抜き」という言葉になりました。

生え抜きの文章・例文

例文1.あの野球選手は、今までずっと同じ球団に所属し続けている生え抜きの選手だ
例文2.新卒入社から手塩に掛けて育ててきた会社をよく知る生え抜きの社員に、会社の将来を託すことにした
例文3.生え抜きのプロパー社員を、新しいプロジェクトリーダーに任命した
例文4.彼になぜ泳ぎが上手いのか聞いてみたら、生え抜きの沖縄県人だそうだ
例文5.祖父は生え抜きの江戸っ子なので、喧嘩っ早いところがある
使う場面や文脈によって微妙に異なる意味になりますが、どちらも「初めからずっとそこにいる(所属している)」というニュアンスで使われます。

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生え抜きの会話例

  • あの先輩は若いのにとても業務や会社の事に詳しいですね。どうしてですか?

  • 新卒で入社してからずっとこの会社で働いている生え抜きの社員だから、業務経験が豊富なの。

  • そうだったんですね、とても頼れる先輩なので安心して仕事ができます!

  • 色々と詳しいから、たくさん教えてもらうと良いよ!

このように会社の人事などで使う場合は、転職などをせずに初めからずっと所属している人の事を指して使います。

生え抜きの類義語

同じように使われる言葉に「生粋(きっすい)」があります。生え抜きと同じように「ずっと同じ」という意味がありますが、生粋の方が、よりピュアで他のものは混ざってないというニュアンスになります。

生え抜きまとめ

「生え抜き」には主にふたつの意味があるという事がわかりましたね。この言葉は、特に会社の人事に関する場面や野球についての会話の中でよく使われることが多いようですが、日常の会話でも使うことができる言葉なので、ぜひ覚えて使ってみてください。

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