「申込制限銘柄」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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申込制限銘柄(もうしこみせいげんめいがら)

申込制限銘柄は、株式の貸借取引において、そのような銘柄を指す言葉です。では、具体的にはどのような銘柄のことなのでしょうか。理解をしていないと株式市場においては壊滅的なダメージを被る事にもなりかねませんので、注意が必要です。

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申込制限銘柄の意味とは

申込制限銘柄とは、株式で貸借取引を行う際に、それに制限が掛かっている銘柄のことです。この解説には、まず貸借取引の説明から始めないといけませんが、貸借取引は、株式における”信用取引”のことだと考えてください。実際にはそこまでお金を投資していなくても、レバレッジというシステムによって、投資金額の何倍もの売買が行える仕組みの投資方法です。

例えば、30万円を証拠金として、それに3倍のレバレッジを掛ければ(掛けられる倍率は、利用する証券会社や銘柄によって異なります)、90万円までの取引が行えるという訳です。
そのような投資方法に対して、レバレッジを掛けずに(実際に投資した金額だけで)行う普通の投資のことを”現物取引”と言います。この現物取引はできても、貸借取引には制限が掛かっている銘柄があり、それこそが申込制限銘柄ですが、これはいつも一定ではなく、日々利用している証券会社で発表があります。制限の種類は、新規の売り、空買いの現引き、空買いの転売の3種類です。

申込制限銘柄の由来

申込制限銘柄という言葉は、前項での説明の通り、貸借取引で、新規の売り、空買いの現引き、空買いの転売の3つの申込みに制限が掛かっている銘柄という意味で、それ自体が由来そのものです。
空買いの現引きとは、実際には支払っていなかった分の金額を支払い、その株式を全て現物化する(レバレッジを掛けていない状態にして、本当に自分のものにする)ことを指し、空買いの転売は、レバレッジを掛けた分まで売却することです。(現物状態ではない分を売ってしまう為、転売と称されます)

申込制限銘柄の文章・例文

例文1.そろそろ転売しようと考えていたら、申込制限銘柄になっていて驚いた
例文2.申込制限銘柄から解除されたら、すぐに売り注文を出さなくては
例文3.一度申込制限銘柄に指定されてら、当分はそのままだよ
例文4.まさか、あの銘柄が申込制限銘柄になるとは思わなかった
例文5.申込制限銘柄は、毎日必ず真っ先に確認するのが常識だ
申込制限銘柄は、貸借取引を行っていなければ、特に気にする必要はないと思われるかも知れませんが、その影響が株価自体にも現れてしまうことがほとんどなので、現物取引の際にも注意するべき銘柄だと言えるでしょう。

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申込制限銘柄の会話例

  • この記事をみると、これからこの株は高騰が期待できそうだな…
    よし、貸借取引で買っとこ。

  • 待って。それ注意喚起銘柄よ。それにもうすぐ申込制限銘柄に指定されるわ。

  • えー、そんなあ…

  • 仕方がないことよ。

申込制限銘柄に指定された銘柄には気を付けましょう。

申込制限銘柄の類義語

申込制限銘柄の類義語として、「注意喚起銘柄」が挙げられます。この銘柄としての指定を受けた時点では、特に何の影響も(各種の取引に関しては)ありませんが、このままだと「申込制限銘柄」になる可能性が高いという注意に当たります。
そして、「申込制限銘柄」を経て、更に重い指定になるのが、「貸株停止銘柄」です。これになってしまうと、一切の貸借取引を行うことができなくなります。(申込制限銘柄の時点では、新規の買いに対する制限はありませんが、それさえも行えなくなります)

申込制限銘柄まとめ

申込制限銘柄になってしまう前には、必ず一度注意喚起銘柄としてその銘柄が挙がっています。貸借取引を行っている人は、その時点で該当の銘柄には注意を払った方がいいでしょう。

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