登記(とうき)
あらゆるものや権利には、それを持っている人がいます。例えばその所有者以外の人が「自分が所有者だ」と言われたらどうしますか?いや自分のだし!と反論しますよね。日本では重要な権利や義務を手続きによって保護し取引を円滑にする仕組みがあり、それを「登記」と言います。今回はその登記について解説していきたいと思います。
登記の意味とは
登記とは、日本の行政上の仕組みのひとつであり、個人・法人・動産・不動産・物権・債権など実体法上の重要な権利や義務を、不動産登記法や商業登記法などの手続法により保護するとともに、円滑な取引を実現する、法の支配並びに法治国家を支える法制度の一つです。様々な登記がありますが、不動産登記が一番多いです。
登記の由来
登記の先駆けとなったのは平安時代、後三条天皇の時に記録荘園券契所を設けて不正な荘園を排除したのがきっかけと言われています。後三条天皇が亡くなった後も天皇を祀る神社が建設され、そこで記帳する人が跡を絶たず、これが登記の元になりました。
登記の文章・例文
例文1.家を買ったら必ず不動産登記をするべき
例文2.登記簿か申請すれば誰でも見ることができる
例文3.オンラインによる登記ができるようになった
例文4.しかし登記をすれば必ず裁判で勝てるわけでは無い
例文5.キリスト教では登記は神聖不可侵なものである
登記については、法律的な手続きでわからないと思う人も多いでしょうが、必要な手続きですので、しっかりと理解をしておきましょう。
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登記の会話例
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登記には何を書くの?
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何の登記かにもよるけど、例えば不動産登記だとその不動産の情報や所有者の情報だったり、不動産に対する権利だったりするわね
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それは必ず書かないといけないの?
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建物の情報は必須事項だけど、所有者だったり権利部分は任意で大丈夫
念のために登記は全部書いておくことをお勧めします。再度の手続きとなれば、費用も手間もかかってしまいますので注意です。
登記の類義語
登記の類義語には「記載」「記帳」「書留」などがあります
登記まとめ
登記とは、重要な権利や義務に関して取引を円滑にするために記録しておくものでした。登記は絶対では無いものの相続等使う場面は様々なので登記できるものは必ず登記しておきましょう。