登院(とういん)
参議院選挙も終わり、これからの日本の政治を支え、改善していく役割を担う議員が決定しました。SNSや報道番組で「今日ついに登院する」「初登院」と投稿されていたり紹介されているのを見ましたでしょうか?若い人や今まであまり政治や選挙に興味がなかったという方は見慣れない言葉だと思いますが、登院とはどういう言葉なのでしょうか、掘り下げていきたいと思います。
登院の意味
議員が議会や所属している議院に出席することを指します。また、学士院や芸術院、病院などの「院」と名のつく機関に所属している人がそこに行くことも登院と言います。
登院の由来
言葉の由来としては、「登」という漢字は、勤務のために出向くという意味があるので、所属している「院」に出向くため、登院と呼ばれているのではないでしょうか。
登院の文章・例文
例文1.自分が応援していた人が見事選挙で当選し、議員になって今日初登院の日を迎えたそうだ
例文2.今年は障がいを持った人が登院するそうで、期待と不安の両方の意見が聞こえている
例文3.今まで選挙など興味がなかったので初めて登院という言葉見た
例文4.今日初登院なので身が引き締まる思いだ
例文5.自分に頑張らないといけないプレッシャーがあるからか何度登院しても緊張感がある
登院という言葉を使った例文はこちらになります。
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登院の会話例
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今日初登院だからすごく緊張するよ。
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え?登院って、あなた議員になったの?
選挙とかやってた?全然名前見なかったけど・・・ -
いやいや、あのね、僕は芸術院に行くの。選挙活動とか全くしてなかったでしょ?
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そっか。って、芸術院も充分凄いじゃない!いつの間にそんなことになってたの?!
議員が議会に出席することだけでなく芸術院などに行く時も登院と使われます。
芸術院とは、すぐれた功績のある芸術家の功績を知らせたり、優遇したりするための国の栄誉機関。「日本芸術院」の略称を指します。
登院の類義語
類義語は特にありませんが、出勤や出席、院に向かうことを表す言葉が使用される場合もあります。
登院まとめ
選挙などを長く見守ってきた方や常識として知っているという方は意味も含めて理解した上でこの党員という言葉を使っているとは思いますが、若い世代や今まで選挙に関心を示さなかった人などは見慣れない言葉だと思います。登院という言葉が「院」に向かう、出席するという意味で使われるということをしっかりと把握していれば今日議会があったのだな、とわかるのではないでしょうか。