盗人猛々しい(ぬすっとたげたげしい・ぬすびとたけだけしい)
盗人猛々しいはあまり使われる様な言葉ではありませんが、知っていて損をすることはないのでこの機会に意味を知っていきましょう。
盗人猛々しいの意味とは
盗人猛々しいとは、盗みや悪さを行った本人をとがめているにもかかわらず、本人はふてぶてしい態度を取ったり、開き直っている様子を罵っている言葉です。読み方は2種類で「ぬすっとたげたげしい」「ぬすびとたけだけしい」のどちらかです。「ぬすっとたげたげしい」と読むことの方が無難だと思います。悪事を働いたり物を盗んだりしたにもかかわらず、平然としていることが出来るのは何か感情の大事な部分が欠損している可能性も考えられます。貧しい国や、貧しい地域に住んでいて盗みをしないと生きていけない子供だったら罪の意識がないというのはむしろ必然かもしれませんが、しっかりとした教育を受けてきたにもかかわらず悪さをし、それをとがめられることにも納得がいっていないのであれば家庭環境が良くなかったか、社会に納得がいってないか、もしくは精神的な問題があるのかのどれかでしょう。皆さんはこの様なことにならない様に気をつけましょう。
盗人猛々しいの由来
盗人猛々しいの由来は、「図々しい盗人」からきています。そこから盗人は自分の罪を認めないという意味に転じていきました。
盗人猛々しいの文章・例文
例文1.浮気をしたにもかかわらず、盗人猛々しく相手のせいにしている。
例文2.彼は店の商品を度々盗んでいたにもかかわらず盗人猛々しい態度で辞めて行った。
例文3.盗人猛々しい態度をとっている様では社会不適合者と言われても仕方がない。
例文4.盗人猛々しい様子を見て彼の内面を変えるために教会に連れていく。
例文5.盗人猛々しいのは彼の幼少期に何か問題があったのだろう。
いい言葉ではないので使うときは注意して使いましょう。
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盗人猛々しいの会話例
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うちのハンバーガー屋のバイトの子がいつもレジのお金を少しずつくすねているみたいなんだ。
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あなたは店長だからちゃんと話さないとダメだね。
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そうなんだよ、それでとがめてみたら反省するどころか盗人猛々しかったんだよ。
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そっかー、教育するのも大変だけどその子にも家庭の事情とかあるのかもしれないね。
家庭環境が悪かったとしても太々しい態度を取ることはよくないですね。
盗人猛々しいの類義語
盗人猛々しいの類義語には、「厚かましい」「面の皮が厚い」「臆面もない」などがあります。
盗人猛々しいまとめ
家庭環境や育った環境によってはこの様な盗人猛々しい人が多い地域もあるかもしれませんが、どんな環境でも自立することができればその様なことはなくなっていくはずです。何か悪いことをしたらすぐに謝ることで、人間関係もうまくいく様になりますし何より自分の成長になります。人間社会においては最強を目指す人より「無敵」つまり敵を作らないで生きていくことが本当に必要なことなのでしょう。