真摯(しんし)
真摯の意味とは、真面目でひたむきで、熱心な様子、誠意や真心がある事を指します。「真摯な姿勢」「真摯な態度」「真摯に取り組む」などの使われ方が一般的です。また非常に日常生活の中でも使用頻度が高い言葉ですから、言葉の意味を正しく理解しておく必要があるでしょう。今回は「真摯」について、意味や由来、類語、例文を交えて、わかりやすく解説をしていきます。
真摯の意味とは
真摯の意味は、熱心に真面目にひたむきに物事に取り組む様子を表した言葉です。同様に誠意、真心が感じられる言動や行動も指しています。
ビジネスシーンにおいては、自分自身の意欲をクライアントや先輩、上司などに伝える言葉として、使われます。また批判的なケースにおいては、しっかりと反省する事、見直す事を「真摯に受け止める」という様な使われ方もします。状況や前後の文脈に合わせて、若干ニュアンスが違うケースもありますから、その点だけは頭にいれておきましょう。
真摯の由来
真摯の由来は、「真」という感じが一途に真っすぐにという意味を持っており、「摯」はつかむ、手厚い、行き届いたなどを意味しています。この2つをあわせる事で、ひたむきに物事に向かう姿勢の「真摯」という言葉が出来ています。
真摯の文章・例文
例文1.常に仕事に真摯に取り組んでいれば、大きなチャンスは必ず来る。
例文2.真摯に練習に取り組み続けた結果、甲子園出場を果たす事が出来た。
例文3.真摯に真剣にやり続ける事の重要性は先人たちが証明している。
例文4.彼女は今はまだ成長は遅いけど、真摯に勉強してるから、必ず飛躍的に成績が伸びるよ。
例文5.漫然とした時代だからこそ、真摯に取り組んでいるか否かで結果は分かれる。
真摯という言葉は前向きな意味合いで使われているケースが多く、例文もそういったものが多くなっています。
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真摯の会話例
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毎日毎日、辛い練習を乗り越えていけるのは、やっぱり甲子園って目標があるからなんだよね。
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そうだよね、人事を尽くして天命を待つじゃないけど、最後は神頼みも必要かもね。
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真摯にやっていれば、勝負の神様が味方してくれるかもしれないと信じて頑張るよ!
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甲子園に行けるように私も陰ながら、サポートしていくね。
甲子園を目指して頑張っている高校生とその恋人の女性の話で、真摯が会話文で使われています。
真摯の類義語
真摯の類義語としては、「一途」「誠実」「篤厚」「至誠」「邁進」などが挙げられます。
真摯まとめ
真摯は日常生活の中でも使う事が多い言葉となっていますので、しっかりと意味を理解しておきましょう。また真摯に何かに取り組む事、取り組んで経験はその時に求める結果が得られなくても、将来的には必ず役に立つでしょうから、目の前の事にベストを尽くしましょう。